江戸情緒溢れるアートな水族館がパワーアップして今年も日本橋に登場!
8月17日(金)~9月24日(月) 日本橋三井ホール
8月17日(金)から9月24日(日)の期間、日本橋三井ホールにて「ダイナースクラブ アートアクアリム展2012」を開催いたします。
本展覧会は、江戸時代から日本人に親しまれてきた金魚を、“アクアリウム”と“アート”を融合させた“アートアクアリウム”の分野を確立したアートアクアリスト・木村英智の手により、金魚を現代アートへ昇華させ、日本橋の夏の涼を彩るものです。
“和”をモチーフに、光や映像など様々なアートとコラボレーションした水中空間を艶やかに優美に舞うのは、珍しい品種も含めた金魚を中心とした魚で、涼しさと華やかさ、そして、繊細さと迫力が共存する展覧会となっています。「金魚を鑑賞して涼む」、この江戸の文化を、当時から賑わいの中心だった日本橋で現代風にお楽しみいただけます。
■イベント概要
【イベント名称】「ダイナースクラブ アートアクアリウム展2012 & ナイトアクアリウム」
【日時】2012年8月17日(金)~2012年9月24日(月) 11:00~23:30
・「アートアクアリウム展」(11:00-19:00)と「ナイトアクアリウム」(19:00-23:30)の2部構成
金・土・祝前日の20:00以降はDJと生ライブ
※最終入場、終了30分前
※1ドリンク500円~、入場料金変動なし、入替なし
【場所】「日本橋三井ホール」 東京都中央区日本橋宝町2-2-1 コレド室町5F(エントランス4F)
【入場料】当日料金 大人1,000円、子供(中学生以下)600円、3歳以下無料
【お客様お問合せ先】 TEL: 03-5569-8179 HP:
http://h-i-d.co.jp/art/
【主催】エイチアイディー・インターアクティカ
【特別協賛】ダイナースクラブ(シティカードジャパン株式会社)
【協賛】三井不動産、PS Laser
【後援】名橋「日本橋」保存会、セイラーズ フォー ザ シ―
【協力】エプソン、O.P.I
【企画制作運営】アクアリウムクリエイターズオフィス
<新作登場!金魚の数も昨年より約1.7倍となり、より華やかに凉しげに>
今年は、登場する金魚の数も昨年と比較して1.7倍も増え(約5,000匹)、パワーアップした展覧会となります。また、イタリアのヴェネツィアンガラスアートの最高峰である「VENINI」とのコラボレート作品など新作も展示いたします。
<世界最大の巨大金魚鉢「花魁」を新作で彩り、圧倒的な迫力をもって日本の美を提示するゾーンが出現>
約1,000匹の金魚が泳ぐ約1.5m四方の巨大金魚鉢「花魁」が、更にパワーアップして展示されます。
「花魁」のあるゾーンには、豪華絢爛なひな壇形式の作品「華魚撩乱(Elegance Dance by gorgeous kingyo)」と日本の伝統的な照明をモチーフにした行燈の中を金魚が舞う作品「行燈水槽(Andonrium)」とがコラボレーションした作品が登場します。
<初のガラス作品登場!ヴェネツィアングラス文化×日本の金魚文化の融合>
イタリアのヴェネツィアンガラスアートの最高峰である、「VENINI」とコラボレーションした作品を初公開。
金魚をイメージしたガラス作品で、「VENINI」とコラボレーションしたアジア人は、
建築家 安藤忠雄に次いで木村英智氏が二人目となります。
<「キンギョハナダイ」のアートアクアリウムを通じて、自然環境の大切さを伝える>
展示作品は竜宮城のような海の世界の水中造形アートで、「キンギョハナダイ」という熱帯魚と珊瑚を中心に構成した、海の世界を“和”で表現する試みです。鑑賞者は金魚中心の本展覧会と、海の世界の調和に驚くことでしょう。このような驚きをきっかけに、水中世界に関心を持ち、美しい自然環境の尊さに気付いてもらうことを、この展示で狙っています。総合プロデューサー 木村氏がメンバーでもある、環境保全団体「セイラーズ フォー ザ シー」とのコラボレーション作品です。
<「ナイトアクアリウム」開催>
期間中は毎日19時から、同会場で「ナイトアクアリウム」を開催します。音楽と照明を転換し、ドリンクを飲みながらゆったりとアート作品を鑑賞できるエンタテイメント性の高い大人の空間を演出します。ドリンクは、日本酒「獺祭(だっさい)」から「モヒート」、「金魚カクテル」などをご用意。さらに、週末は豪華アーティスト・DJも登場します。
<広がりゆく金魚ワールド!Goods & Menu、Serviceの提供>
会場の入り口には、Goods Shopを設け、金魚モチーフの数々の商品を販売します。日本の伝統品とのコラボレーションも数多く、銀座の老舗煎餅「松崎煎餅」とは金魚柄の煎餅を、福島県会津若松の「木之本」とは金魚が描かれた風鈴やぐい飲みを、また、ネイル「O.P.I」とコラボレーションした金魚ネイルシートもご用意します。(ネイルは期間中の月曜から木曜日まで、その場でジェルネイルとネイルシートによる金魚ネイルを施すサービスも実施)
会場の出口には、「金魚カフェ/Bar」も登場し、昼は金魚カプチーノ、夜は金魚カクテルなどを提供し、くつろげる空間を展開いたします。
■展示作品
1. 壁掛け水槽「Zen Aquarium」
まるで動く絵画のような額縁式のアート水槽。日本画によく描かれる金魚をリアルで表現し、横見の金魚の美しいシルエットが楽しめる作品です。
2.花瓶水槽「Flower2 Aquarium」
アクアリウムにインテリアの花瓶、そこに大振りのフラワーアレンジメントがあしらわれた作品。インテリアとアクアリウムの融合作品であり、花と水中世界という自然界の共演でもあります。
3.金魚コレクション「Kingyo Collection」
金魚はその存在自体が人の手で作り出された“生きるアート”です。金魚の奥深さを堪能いただくために、金魚の品種ごとに水槽を分けて展示します。色や柄、形に至るまで同じ金魚は一つとしてありません。正当な品種から珍しい品種まで展示します。
4.【新作】華魚撩乱「Elegance Dance by gorgeous kingyo」
無数の金魚が泳ぐのは、上部を覆わない横長の水槽。この川に見立てたアクアリウムを複数本、ひな壇のように階段形式で展示する豪華絢爛な作品です。来場者もその横の階段を上り降りすることができ、横からも上からも作品をお楽しみいただけます。
5.行燈水槽「Andonrium」
日本の伝統的な照明をモチーフにした行燈の中を金魚が舞うアクアリウム。行燈の側面のレースで施されたグラフィックと中で泳ぐ金魚の様子が、常に変化し続ける複雑な影を織り成します。アートアクアリウムにおける照明の考え方の集大成ともいえる本作品では、横から見るのが美しい横見の金魚をご覧になれます。
6. 花魁/巨大金魚鉢「Oiran」
約1,000匹の金魚が泳ぐおそらく世界で一番大きな1.5m四方の金魚鉢の作品は、江戸の遊郭を表現しています。乱舞する金魚は花魁とそれを目指す女達を、金魚鉢はその中でしか生きることの出来ない世界を意味し、金魚鉢を七色に変化するライティングで江戸の花街の艶やかさを演出しています。
7.【新作】金魚の聖母「「Santa Maria del Pesce d’oro」
イタリアのヴェネツィアンガラスアートの最高峰である「Venini」との共同作品を初披露。金魚(土佐錦魚)のゆらめく尾びれを象徴的に表現し、見た目にも金魚を感じさせるガラス製の金魚鉢「Kingyo」。水中を華麗に泳ぐリアルな金魚と幻想的に競演する、日伊の伝統文化のコラボレーション。Veniniとの共作はアジアでは、建築家 安藤忠雄氏に次いで二人目。
8.プリズリウム「Prisrium No.18 & No.12」
透明な多面体でプリズム効果をもたらすアクアリウムは、巨大な12面体と18面体の2種類を展示。光のマジックにより、中に泳ぐ魚の群れが大きく見えたり、小さく見えたり、時には歪んで見える等、ユニークな見方ができます。
9.【新作】水中四季絵巻「The Four Seasons Aquarium」
横8m×縦2mの映像の中を、錦鯉が泳ぐ大作。映像は、美しい日本の四季の移り変わりがプロジェクションマッピングにより投影され、まるで3Dの映画の中を錦鯉が泳いでいるかのよう。世界に誇る日本の魅力である錦鯉と四季を発信する「クールジャパンアート」の極みともいえる作品。
10.万華鏡「Kaleidorium」
江戸時代に広く人気を博した金魚と万華鏡のコラボレーション作品。水槽に埋め込まれた三角形の中を覗き込むと、レンズの傍を金魚が泳ぐたびに、金魚が織り成す模様が変化し続ける無限の美の世界が広がります。
11.江戸内海「Edonaikai」
竜宮城のような海の世界の水中造形アート。「キンギョハナダイ」という熱帯魚と珊瑚を中心に構成した、海の世界を“和”で表現する試みです。鑑賞者は金魚中心の世界観と、この海の世界の展示が調和していることに驚くことでしょう。水中世界に関心を持ち、美しい自然環境の尊さに気付いてもらうことを狙った、環境保全団体「セイラーズ フォー ザ シー」とのコラボレーション展示です。
12.屏風水槽「Byoburium」
アクアリウムで屏風を作った逸作は、映像というバーチャルと金魚というリアルが融合する作品です。屏風の絵として投影した水墨画風の映像の上を、金魚が上下に舞うことで、水墨画の絵に泳ぐ金魚とその影が加わり、絵が完成します。変化し続ける絵を目の当たりにする時は、金魚自身が動くアートであることを再認識する時でもあります。
■友情特別展示
江戸時代、日本橋で若旦那たちが牽引して花開いた金魚文化。総合プロデューサー木村英智をはじとする、江戸出身の男性アーティストが、日本橋で再び、金魚の涼を奏でます。
-片岡鶴太郎氏
役者として、画家として活躍する片岡氏が描いた金魚画がアートアクアリウム展に3点登場。総合プロデューサー木村英智氏と高校時代の先輩後輩の間柄であることから、今回の展示が実現しました。
-哲叡氏
比叡山延暦寺の障壁画を制作したことでも知られる、国内はもとより海外でも活躍する日本画家が、金魚をモチーフにした、6枚組みの壁画(高さ1.2m)を新作としてお披露目します。
●総合プロデューサー 木村英智(きむら・ひでとも)
1972年東京生まれ。「アート」「デザイン」「インテリア」と「アクアリウム」を融合させるアクアリストの第一人者。変幻自在な水槽デザイン、高度な水質調整と生体管理をもとに、アクアリウムをアートに昇華させた「アートアクアリウム」を確立。展覧会におけるインテリア、ライティング、映像、音楽、空間構成も自らデザイン・監修。六本木ヒルズにて夏季に定期的に開催されている「スカイアクアリウム」、金魚に特化し日本的な作品を集めた「アートアクアリウム展 金魚シリーズ」は特に有名で人気が高く、入場者は110万人を超える。米国フロリダのハーバーブランチ海洋学研究所の「ORA」を日本に展開させるなど、環境保全活動にも積極的に取り組む。