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帝京大学経済学部大下ゼミ(指導教員:大下茂教授)の学生らは、11月5日に開催された「THE GREENMARKET SUMIDA(ザ・グリーンマーケットすみだ)」に参加した。これは、墨田区の地域活性化・創造などへの取り組みとした産直市で、ゼミ生らはイベントの運営補助を行った。
大下ゼミでは、地域の特徴的な地方創生の展開、大学に求められる教育の特徴づけ(アクティブラーニング等)の展開、両者とのマッチングによる「進化」「深化」の推進を目的としている。学生らは「道の駅」「墨田・大田」「事業推進」の3つのグループに分かれて活動しており、それぞれの分野で成果を上げている。
このうち、「墨田・大田」グループは、11月5日に墨田区役所前うるおい広場で開催された「THE GREENMARKET SUMIDA」でイベントの運営補助を行った。同イベントは、墨田区および墨田区観光協会が主催するもので、「水都すみだの再生」に向けた水辺の活性化への取り組みの一つ。
グループ代表者の沼崎彩音さん(経済学部観光経営学科3年)達は普段、中心市街地の賑わいづくりを主とした活動と観光まちづくり研究を行っている。
今回のイベントでは、来場・コミュニケーション促進について考え、写真投稿アプリ「インスタグラム」風フォトフレームなどを準備して当日に臨んだ。
会場は東京スカイツリーや水上観光エリアとして大勢の観光客で賑わうエリアにあり、学生達は外国人観光客に対しても積極的にコミュニケーションをとってイベントの案内や外国人向けアンケート調査を行った。また、イベントには八王子キャンパスのマスコットキャラクター「てぃーぼー」も参加。「てぃーぼー」を通じて幼児とふれあうなど、フィールドワークを通してアクティブに学んでいた。
同イベントは今年9月から来年3月まで開催され、学生達は今後も参加していく予定。
このほか「道の駅」グループでは、群馬県甘楽郡の道の駅「甘楽」を現地研究フィールドとして活動を行っている。学生らは「まち歩き体験プログラムづくり」や「まち歩きフードメニューの開発」などに取り組んでおり、昨年5月には、利用者へのアンケートや、施設内での動線調査を実施。利用目的や商品の印象、周辺で立ち寄った場所など来場者のニーズを調査した。また、今年3月13日には、小・中学生を対象とした「第1回まち歩きビンゴ大会」を開催した。3月の参加者アンケートの声を受け、今年度は8月28日に「第2回まち歩きビンゴ大会」を開催し、道の駅で「まち歩きビンゴプログラム」を商品化する方向で最終調整に入っている。また、女子学生が中心となって「かんらちゃん弁当」を企画・提案、現在、道の駅甘楽で販売が開始されている。
また「事業推進」グループは、10月30日に開催されたダンシングイベント「オ・ドーレなおざね」に参加。「ラグビータウン」推進に取り組む熊谷市と、全国大学選手権7連覇中である帝京大学ラグビー部の両方に共通するキーワード「ラグビー」をヒントにした「熊谷ラグビークッキー」を販売した。
(関連記事)
・帝京大学が道の駅「甘楽」と連携 -- 歩きたくなる城下町・小幡の実現に向けて連携企画(2015/05/20)
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=7959
・経済学部の学生が地域の特徴的な地方創生の展開と大学PRのため「熊谷ラグビークッキー」をイベントで販売 -- 帝京大学(2016/11/04)
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=10433
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