ネットワンシステムズ、所沢市役所の全職員が利用する、全庁ネットワーク・統合仮想基盤を構築

ネットワンシステムズ株式会社

~グランドデザインから全面的に支援し、職員の利便性向上・災害対策の強化を実現
ネットワークの可観測性(オブザーバビリティ)技術も導入し、運用を高度化~

 ネットワンシステムズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:竹下 隆史)は、所沢市役所の全職員が利用する、全庁ネットワーク及び統合仮想基盤を構築しました。本環境は本年1月から稼働しています。

 所沢市役所は、ガバメントクラウドの利用をはじめとした、オンプレミス型からクラウド型への移行を将来的に見据えるとともに、安全・安心な行政サービスの維持・向上に向けて、主に以下の点を目的に全庁ネットワーク及び統合仮想基盤の抜本的な見直しを検討していました。

 1) AIやデジタル技術を活用した多様な働き方への対応
 2) 災害時の業務継続性の向上
 3) IT環境の継続改善に向けた運用の高度化

 今回構築した本環境の特徴は以下3点で、職員の利便性向上と災害対策の強化を実現するとともに、一元管理と可観測性(オブザーバビリティ)による運用の高度化を実現しています。ネットワンシステムズは、本環境をグランドデザインから全面的に支援し、設計・構築・保守・運用を担当しています。

1)  職員の利便性向上:AIによる無線LAN性能の維持・向上
 本環境では、職員が市本庁舎においてLGWAN 接続系で利用するネットワークを有線LANから無線LANへ刷新し、職員間のコミュニケーションやペーパレス会議等の利便性を向上しています。また、セキュリティ対策として、不正な接続端末やアクセスポイントを自動的に検出・遮断する機能も備えています。

 さらに、多くの職員が利用し、日々の業務の快適さに直結する無線LANの体感速度の維持・向上に向けて、AIの活用によって以下を実現しています。
 ✓ AIが端末ごとの通信状況の良否を把握し、各アクセスポイントと連携して、自動的に電波干渉の少ないチャネルに変更したり電波出力を調整したりするなど、無線LANの電波環境を最適化
 ✓ “特定の会議室で通信効率が低下している”等、AIが課題を自動的に発見して対応優先順位とともに通知することに加えて、推奨対処策も自動提示することで、迅速な課題改善を支援

2)  災害対策の強化:統合仮想基盤の外部データセンターへの移行
 今回、統合仮想基盤の設置場所を、庁内のサーバルームから外部データセンターへと移行することで、災害時の業務継続性を抜本的に強化しています。また、将来的な情報システムのクラウドサービスへの移行にも対応しやすくしています。
 さらに、有事の際にはバックアップデータからもシステム起動を可能にするとともに、物理サーバの障害時にはオートヒーリング機能で自動的に正常な状態に復帰可能にしています。

 また、統合仮想基盤については、サーバ・ネットワーク・ストレージをそれぞれ導入する3Tier構成からハイパーコンバージド製品へ移行することで、CPU・メモリ・ディスク・仮想マシン・バックアップ・ネットワーク・ファイルサーバ等の構成要素を一元管理可能にし、運用性を向上しています。
 さらに、性能低下時には、可視化した各構成要素の稼働状況とアラートを相関分析することによって、その要因を速やかに特定して高いパフォーマンスを維持可能にしています。

3)  運用の高度化:一元管理とネットワークの可観測性(オブザーバビリティ)
 本環境では、運用の高度化に向けて、無線LAN環境及び統合仮想基盤の一元管理を実現するとともに、ネットワークの可観測性(オブザーバビリティ)技術を導入しています。

 ネットワークの可観測性では、「いつ、誰が、どこで、何のアプリケーション・クラウドサービスを、どれくらいの通信量で利用したか」を把握可能にしています。これによって、デジタル化の加速に向けて、ガバメントクラウド等のクラウドサービスへの通信が増加する中、以下を実現しています。
 ✓ 優先すべき通信と絞るべき通信を把握し、帯域を制御することで良好な通信品質を維持
 ✓ ネットワークが逼迫した際の、速やかな原因分析と対処
 ✓ 日々蓄積する客観的な利用データを基にした、次期更新時の最適なネットワーク構成の検討

■ICTガバナンスの支援
 また、ネットワンシステムズは、本環境の構築に加えて、所沢市役所のセキュリティ対策・災害対策・システム調達にかかる以下の業務も担当し、所沢市役所の情報システムを多角的に支援します。
 ✓ セキュリティ対策の支援:総務省から情報セキュリティポリシーにかかるガイドラインの改定が公開された際の所沢市役所の運用状況の分析・評価及び改善提案、インシデント発生時の対応支援、職員向けのセキュリティ研修支援
 ✓ 災害時の業務継続計画(ICT-BCP)支援:本環境への移行に伴う業務継続計画の改定支援、デジタル戦略課職員向けのICT-BCP訓練の支援
 ✓ 情報システム調達の検証支援:調達予定システムにおける技術的・費用的観点からの妥当性の検証支援、その他の問題点や特殊性に即した具体的な改善意見・解決策・代替案等の提案支援

■お客様のコメント
 所沢市役所 デジタル戦略課 課長の堤様より、以下のコメントを頂いております。
 「今回整備した全庁ネットワーク及び統合仮想基盤は、本市のICT環境の根幹となる重要なものです。これによって、職員の働き方改革・業務効率向上に加えて、有事の際の業務継続性を大幅に強化することができました。オブザーバビリティ技術も導入したことで、日々の環境改善に加えて、将来的に見据えるクラウド移行時も適切なネットワーク環境を整備できると考えています。
 ネットワンシステムズには、高度なネットワーク技術とセキュリティ技術で、本環境のグランドデザインから全面的に支援頂くとともに、本市のICTガバナンスも継続して支援頂きます。今後も、デジタル技術の活用を通じて、市民の皆様へのサービス向上に努めてまいります。」


ネットワンシステムズ株式会社について
ネットワンシステムズ株式会社は、優れた技術力と価値を見極める能力を持ち合わせるICTの目利き集団として、その利活用を通じ、社会価値と経済価値を創出するサービスを提供することで持続可能な社会への貢献に取り組む企業です。常に世界の最先端技術動向を見極め、その組み合わせを検証して具現化するとともに、自社内で実践することで利活用ノウハウも併せてお届けしています。

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