【調査レポート】年末の負担を減らす新習慣「秋掃除」、受容率は6割超!秋にやっておきたいこと、1位は「窓・網戸・サッシ」、中高年は“寒さ・油対策”、若い女性は“断捨離”志向/マクロミル
気候が穏やかで過ごしやすい秋の時期、定番の「年末の大掃除」を待たずして行う「秋掃除」が新たなトレンドとして広がりを見せています。年末の忙しさや寒さを回避できるメリットに加え、秋ならではの効率的な清掃効果にも関心が集まっています。本レターでは、本格的な寒さや年末を迎える前の9月〜11月頃に、大掃除の前倒しや分散を目的に行う大がかりな掃除・片付けを「秋掃除」と定義し、全国3,000人の実施意向や実態を紐解きます。(調査対象:全国18歳~79歳の男女3,000人、調査期間:10月5日~10月6日)
■トピックス
- 「秋掃除」の受容率は6割超!女性50~60代の約2割がすでに取り組む新習慣
- 「年末の大掃除」に負担を感じる人は約7割。「秋掃除」が重荷を減らす解決策に
- 秋掃除のメリット、1位「少しずつ進めやすい」、2位「寒くない」。「精神的ゆとり」「掃除効果の高さ」にも期待
- 秋掃除でやっておきたいこと、1位は「窓・網戸・サッシ」44%、2位「換気扇」27%。中高年世代は“寒さ・油対策”、若い女性は“断捨離”志向
■調査結果
新トレンドである「秋掃除」をしている人は11.9%、やったことはないが今年予定している人は6.2%、やったことはなく今後やってみたい人は44.0%でした。合計62.1%が「秋掃除」の受容層となっています【図表1】。
「秋掃除」の受容層の割合は女性の40代以上で7割台と高く、すでに実施している割合も女性50~60代で2割前後(5人に1人程度)に達しています【図表2】。
「秋掃除」の受容層に、ご自身が考える秋掃除のメリットを複数回答で尋ねました。1位は「複数日に分けて少しずつ進めやすい(49.1%)」、2位「窓を開けて換気しても寒くない(40.6%)」、3位「年末よりもスケジュールに余裕がある(37.7%)」と、時間的メリット、作業環境的メリットが上位に並びました。また5位には「大掃除を年内に終わらせるプレッシャーから早く解放される(32.5%)」といった精神的メリットが、6位「年末よりも気温が高く、油汚れが落ちやすい(26.8%)」といった掃除効果の高さもあがりました【図表5】。
「秋掃除」受容層に、掃除したい場所・やっておきたいことを尋ねました。1位は「窓・網戸・サッシ(44.3%)」、2位は「換気扇(26.5%)」、3位には「断捨離(22.2%)」があがりました。性年代別にみると、外気に触れるため寒さがつらい「窓・網戸・サッシ」や、寒さで油が固まり汚れが落としづらくなる「換気扇」の掃除については、男女ともに上の年代ほど秋掃除で取り組みたい人が多い傾向にあります。一方、片付けに時間がかかり、計画的にごみ捨てが必要となる「断捨離」については、若い女性ほど秋掃除で取り組みたい割合が高いことが分かりました【図表6】。
株式会社マクロミル シニア・マーケティング・リサーチャー 田島脩平
「年末の恒例行事として慣習的に行われてきた『年末の大掃除』ですが、今回の調査で生活者の負担感が浮き彫りとなりました。このような中で、気候の良さや心理的余裕を生かせる『秋掃除』は、今後の大掃除における新しいライフスタイルとして定着する可能性が高いと言えます。大がかりな作業を秋に済ませて年末の負担を最小限に抑えつつ、年末には簡単な「仕上げ」を行うことで、新年に向けた気持ちの切り替えが無理なくできる新しい選択肢となりそうです。」
https://www.macromill.com/service/report/research-report-182/
■調査概要:「秋掃除」に関する調査
調査主体:マクロミル
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:全国18~79歳の男女 3,000人
割付方法:人口構成比割付(令和7年国勢調査の性年代別人口比率に基づく)
調査期間:2026年10月5日(月)~2026年10月6日(火)
※本文の数値は小数点第2位で四捨五入しています。そのため合計が100%とならない場合があります。
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