【速報】2026年スポーツマーケティング基礎調査~スタジアム観戦市場は昨年比13.9%増の8,743億円に拡大、現地消費増。スポーツ関連メディア市場はネット有料配信伸長で過去最高3,192億円に拡大~

株式会社マクロミル

株式会社マクロミル(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO:佐々木 徹)と三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:早乙女 実)は、共同企画として「2026年スポーツマーケティング基礎調査」を実施し、その調査結果速報版を発表いたします。

本調査は、全国の15歳(中学生を除く)~69歳のマクロミルの調査専用パネルに対して実施し、男性1,000人、女性1,000人、計2,000人の回答を得ました。〔調査期間:2026年8月26日(水)~28日(金)の3日間〕

なお、本企画はスポーツへの関心、参加意向、消費意向などの調査を通じて国内スポーツ市場の実態を明らかにし、データに基づいたスポーツ経営やスポーツ振興に役立つ資料整備に向けた取り組みとして2004年から始め、今年で23回目となります。

【調査結果概要】
  • スポーツ参加市場規模は約1.7兆円で、昨年と同水準。スタジアム観戦市場は8,743億円(昨年比13.9%増)に拡大。
     
  • スタジアム観戦1回あたりの「飲食費」は昨年比15.7%増、同「グッズ費」は昨年比21.9%増と“現地消費”が伸長。
     
  • 最も好きなスポーツは「野球」で23年連続首位。「バレーボール」の人気も上昇。
     
  • サッカー日本代表のファン人口は2,000万人に回復(昨年比9.8%増)。メジャーリーグのファン人口は1,201万人(昨年比11.8%増)と増加傾向が続く。
     
  • 好きなスポーツ選手ランキングの第1位は大谷翔平選手で9年連続。第2位は山本由伸選手、第3位は三笘薫選手と、海外で活躍している選手が上位を独占。
     
  • スポーツ関連メディア市場が過去最高の3,192億円に伸長。うち、1,154億円をインターネット有料配信が占める。
     
  • スポーツ関連のインターネット有料配信利用者は10.7%。普段よく視聴しているスポーツは「プロ野球」が58.7%で最多。野球の他、サッカーやバスケットボールが上位を占める。
     
  • パーソナルトレーニング/プライベートレッスンの利用率は7.0%。「今後利用してみたい」は19.1%。
     
  • スポーツウェアの購入率は19.3%、スポーツ・アウトドア以外の用途でも10.0%が着用。購入時に重視する点の第1位は「デザイン性」。

■スポーツ関心層は昨年に引き続き減少。
スポーツ関心層(「することも見ることも好き」「することが好き」「見ることが好き」)は6割強(63.7%)であり、昨年に引き続き減少した。スポーツを「することが好き」な人は3割強(31.4%)、「見ることが好き」な人は5割強(52.1%)となっており、全体としては「すること」よりも「見ること」が好きな人の方が多くなっている。昨年調査と比べると、スポーツを「することが好き」な人は横ばいだが、「見ることが好き」な人が2ポイントほど減少した【図表1参照】。
図表1.スポーツの位置付け [単数回答] (各年n=2,000)

■スポーツ参加市場規模は約1.7兆円で、昨年と同水準。スタジアム観戦市場が8,743億円(昨年比13.9%増)に拡大した一方、用品購入市場、施設利用・会費市場は縮小。
スタジアム観戦、用品の購入、施設利用・会費・スクール料など、過去1年間のスポーツ活動への参加にかかる支出を対象としたスポーツ参加市場規模は1兆6,999億円となった【図表2参照】。
図表2.スポーツ参加市場規模

■スタジアム観戦1回あたりの「飲食費」は昨年比15.7%増、同「グッズ費」は昨年比21.9%増と“現地消費”が伸長。
過去1年間にスタジアム・競技場でスポーツ観戦をしたと回答した人の割合は昨年から0.4ポイント増加し20.0%となった。観戦者1人あたりの平均観戦回数は昨年の4.2回から4.7回に増加した。観戦1回あたりの「飲食費」は昨年比15.7%増、「グッズ費」は昨年比21.9%増と“現地消費”が伸長した【図表3参照】。
図表3.スタジアム観戦にかかる出費(チケット代、交通費、飲食費、グッズ費、記念品等費/n=400)

■最も好きなスポーツは「野球」で23年連続首位。よく観戦するスポーツで「相撲」が第5位にランクイン。
「最も好きなスポーツ」は野球が23年連続第1位で、「よく観戦するスポーツ」も野球が第1位である。バレーボールは「最も好きなスポーツ」「よく観戦するスポーツ」とも昨年より上昇した。また、相撲が「よく観戦するスポーツ」の第5位にランクインした。【図表4参照】。 何らかのスポーツをしている人(「行っているスポーツ」で1つ以上回答した人)は、41.1%で昨年より上昇した(昨年比2.4pt増)。
図表4.「最も好きなスポーツ」「よく観戦するスポーツ」「行っているスポーツ」「今後したいスポーツ」(n=2,000)

■サッカー日本代表のファン人口は2,000万人に回復(昨年比9.8%増)。メジャーリーグのファン人口は1,201万人(昨年比11.8%増)と増加傾向が続く。
サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)のファン人口を推計すると2,000万人(昨年比9.8%増)となった。Jリーグのファン人口は814万人(昨年比9.6%減)となった。
日本のプロ野球ファン人口は2,061万人(昨年比7.1%減)となった。球団別では阪神タイガースが最多で、393万人となった。メジャーリーグ(MLB)のファン人口は1,201万人(昨年比11.8%増)となり、増加傾向にある【図表5、6参照】。
図表5.野球日本代表、日本のプロ野球、メジャーリーグ、サッカー日本代表、Jリーグのファン人口の推移
 
図表6.球団別プロ野球ファン人口推計


■好きなスポーツ選手ランキングの第1位は大谷翔平選手で9年連続。第2位は山本由伸選手、第3位は三笘薫選手、第4位は石川祐希選手、第5位はダルビッシュ有選手と、海外で活躍している選手が上位を独占。
米メジャーリーグで活躍している大谷翔平選手が、9年連続で好きなスポーツ選手の第1位。第2位に山本由伸選手、第5位にダルビッシュ有選手が入り、上位5人中3人をメジャーリーガーが占めた。第3位は三笘薫選手、第4位は石川祐希選手と海外で活躍している選手が上位を占めた【図表7参照】。
図表7.スポーツ選手の好感度 [複数回答] (各年n=2,000)

■スポーツ関連メディア市場が過去最高の3,192億円に伸長。うち、1,154億円をインターネット有料配信が占める。
2011年から推計しているスポーツ関連メディア市場は3,192億円となり、過去最高となった。このうち36.2%(1,154億円)をインターネット有料配信が占めており、2020年からの6年間で約3倍に伸長している【図表8参照】。
図表8.スポーツ関連メディア市場規模の推移

■スポーツ関連のインターネット有料配信の利用は10.7%、有料放送サービスの利用は7.4%。
スポーツ関連のインターネット有料配信を利用している人の割合は10.7%(昨年比1.0pt増)で、今後利用したいという割合は5.0%である。また、スポーツ関連の有料放送サービスを利用している人の割合は7.4%(昨年比1.0pt減)で、今後利用したいという割合は4.8%である【図表9参照】。
利用者にインターネット有料配信で普段よく視聴しているスポーツをきいたところ、半数以上がプロ野球を挙げた。野球の他、サッカー、バスケットボールが多く挙がった【図表10参照】。
図表9.スポーツ関連のインターネット有料配信並びに有料放送サービスの利用状況
[それぞれについて回答] (n=2,000)
 
図表10.インターネット有料配信で普段よく視聴しているスポーツ [複数回答] (n=213)


■パーソナルトレーニング/プライベートレッスンの利用率は7.0%。「今後利用してみたい」は19.1%。
利用者個人の健康状態や運動能力等に応じてトレーナーがマンツーマンで運動プログラムを定め、その指導の下、利用者が運動を実施するパーソナルトレーニング/プライベートレッスンを7.0%が現在利用している。5.0%が過去に利用したことがあり、19.1%が今後利用してみたいと考えている【図表11参照】。
「ダイエット目的のトレーニング」、「ボディメイクや筋力向上目的のトレーニング」、「健康増進やリハビリ目的等のトレーニング」が多く利用されている【図表12参照】。現在の利用者は1カ月あたり平均8,587円を支払い、今後利用してみたいと考えている人は1カ月あたり5,392円を支払ってもよいと考えている【図表13参照】。
図表11.パーソナルトレーニング/プライベートレッスンの利用状況(n=2,000)
 
 
図表12.利用している/利用してみたいパーソナルトレーニング/プライベートレッスン[複数回答]
 
図表13.パーソナルトレーニング/プライベートレッスンの平均月額費用、支払ってもよい月額費用


■新興スポーツに対する関心は高く、新興スポーツの体験機会に対する支払許容額は平均3,034円。
新興スポーツのうち、ボルダリングは、認知度(76.3%)、体験(プレー)経験率(「体験したことがある」)(7.3%)、体験意欲(「体験したことはないが、してみたい」)(17.9%)のいずれにおいても最多となった。その他、認知度ではラクロス(61.2%)、スカッシュ(57.0%)が高い。関心度では、ボルダリング(25.1%)に次いで、スカッシュ(18.8%)、モルック(16.0%)、ボッチャ(15.8%)が高い【図表14参照】。
新興スポーツを体験するために支払うことができる金額は、平均3,034円である。いずれの年代においても男性の方が女性よりも高い金額となった。最も高いのは30代男性であり、新興スポーツを体験するために平均4,408円を支払ってもよいと考えている【図表15参照】。
図表14.新興スポーツの体験経験率、体験意欲(n=2,000)
 
図表15.新興スポーツを体験するために支払うことができる金額


■スポーツウェアの購入率は19.3%、スポーツ・アウトドア以外の用途でも10.0%が着用。購入する際に重視する点の第1位は「デザイン性」。
運動やアウトドアレジャーのために機能性を重視して作られたスポーツウェアを過去1年間に購入した人は19.3%であり、10.0%の人はスポーツ・アウトドア以外のシーンでも着用している【図表16参照】。
スポーツ・アウトドア以外のシーンでは、「近所への買い物」「スポーツを観戦するとき」「家にいるとき」で多く着用されている【図表17参照】。
スポーツウェアを購入する際に重視する点では、デザイン性、価格、着心地の良さが多く挙がった【図表18参照】。
図表16.過去1年間のスポーツウェアの購入動向 (n=2,000)
 
図表17.スポーツ・アウトドア以外でスポーツウェアを着用する場面 [複数回答] (n=200)
 
図表18.スポーツウェアを購入する際に重視する点 [複数回答] (n=386)


■調査概要
調査の趣旨 マクロミルと三菱UFJリサーチ&コンサルティングは、データに基づいたスポーツ経営やスポーツ振興に役立つ資料整備に向けた取り組みとして、スポーツマーケティング基礎調査を共同で実施しています。今年で23回目となる本調査では、これまでの調査結果を踏まえて、生活者のスポーツに対する意識や消費行動の変化を把握します。
調査方法 インターネットリサーチ
調査対象者 全国15歳※~69歳(マクロミルモニタ会員)※中学生を除く
有効回答人数 2,000人
対象割付 性別×年代(15~29歳、30~39歳、40~49歳、50~59歳、60~69歳):男女各200人
地域(北海道・東北:210人、東京:240人、その他関東:480人、中部:360人、近畿:330人、中国・四国:160人、九州・沖縄:220人)
調査期間 2026年8月26日(水)~28日(金)


■本資料・データの使⽤・掲載について
本調査結果の引用に際しては、必ず下記のクレジットを明記してください。
「マクロミルと三菱UFJリサーチ&コンサルティングによる共同調査」

■レポートの販売について
2026年11⽉下旬に三菱UFJリサーチ&コンサルティングからフルバージョンのレポートを販売予定です。詳細は下記サイトをご覧ください。なお、本リリースに掲載の調査結果は、全設問項目の中から抜粋して作成した速報値です。フルバージョンのレポートにおいて、データが修正される場合がありますのでご了承ください。
URL:https://www.murc.jp/information/sportsmarketing/

■ご利用に際して
  • 本資料は、執筆時点で信頼できると思われる各種データに基づいて作成されていますが、当社はその正確性、完全性を保証するものではありません。
  • また、本資料は、執筆者の見解に基づき作成されたものであり、当社の統一的な見解を示すものではありません。
  • 本資料に基づくお客さまの決定、行為、およびその結果について、当社は一切の責任を負いません。ご利用にあたっては、お客さまご自身でご判断くださいますようお願い申し上げます。
  • 本資料は、著作物であり、著作権法に基づき保護されています。著作権法の定めに従い、引用する際は、必ず「出所:マクロミルと三菱UFJリサーチ&コンサルティングによる共同調査」と明記してください。
  • 本資料の全文または一部を転載・複製する際は著作権者の許諾が必要ですので、当社までご連絡ください。
 
以上

その他のリリース

話題のリリース

機能と特徴

お知らせ