オールジャパン体制でサプライチェーン全体を守る国産セキュリティサービスを提供開始 ~日本全体のサイバー防御力向上に貢献~
NECおよびNESICホールディングス株式会社(注5、以下NESICホールディングス)傘下のグループ会社(注6)は、「.JP(日本のサイバー空間)を守る」をスローガンとして、本サービスを価値創造モデル「BluStellar(ブルーステラ、注7)」のもと、8月末より順次販売を開始します。本サービスの提供を通じて、国内の重要なデジタル社会基盤であるサプライチェーンの安全性確保に貢献します。
近年、サプライチェーンを標的としたサイバー攻撃が国内外で継続的に発生しており、サプライチェーン全体のセキュリティ確保が重要な経営課題となっています。また、経済安全保障の観点からも、国内で開発・提供される技術やサービスを活用し、持続的にセキュリティ対策を強化していくことの重要性が高まっています。
NECは、2019年に経済産業省と独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施した中小企業向けの「サイバーセキュリティお助け隊実証事業(注8)」に参画するなど、サプライチェーン全体のセキュリティ水準の底上げに継続的に取り組んできました。今回、これらの取り組みや、防衛・安全保障領域で培ってきたNECのサイバーセキュリティに関する知見、NECネッツエスアイの中堅・中小企業向けセキュリティ監視・運用のノウハウ、そしてデジタルアーツおよびFFRIセキュリティの国内開発によるセキュリティ技術を組み合わせ、国産企業パートナーとの連携のもと、日本のお客さまのサプライチェーン全体のセキュリティ強化を支援していきます。
本サービスの提供を通じて、これまで十分に把握されていなかった中堅・中小企業を含むサプライチェーン全体のサイバー脅威の状況を可視化します。さらに、その情報を分析し、NECの次世代サイバーセキュリティサービス「CyIOC(サイオック、注9)」の脅威インテリジェンスに反映することで、企業向けおよび安全保障領域向け双方の脅威分析・対策の高度化に活用し、日本のデジタルインフラの安全性向上に貢献します。
【背景】
近年、サイバー攻撃は個社への直接攻撃にとどまらず、取引先や委託先、関連会社を含むサプライチェーンを標的とする手口へと拡大しており、その脅威は一層深刻化しています。企業間のデジタル連携が進展する中、一つの組織への攻撃が取引先や関連組織へ波及する事例も発生しており、サプライチェーン全体でのセキュリティ対策強化が重要な経営課題となっています。
こうした背景のもと、政府はサプライチェーン全体のセキュリティ水準向上を目的として、「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度(SCS評価制度、注10)」の整備を進めるなど、企業のセキュリティ対策状況を可視化する仕組みづくりを推進しています。
一方で、デジタル化の進展やサプライチェーンの複雑化に伴い、企業には自社の状況に応じたセキュリティ対策を継続的かつ効率的に実施することが求められています。そのため、導入しやすく運用負荷を抑えながら、実効性の高い対策を実現できる国産ソリューションへのニーズが高まっています。
このたびNEC、デジタルアーツ、FFRIセキュリティおよびNESICホールディングス傘下の3社は、それぞれが保有する国産セキュリティ技術と運用ノウハウを結集し、サプライチェーン全体のセキュリティ強化を支援するサービスを開発・提供します。さらに、本サービスを通じて得られる脅威情報や攻撃傾向などのインテリジェンスを分析・活用することで、日本全体のサイバー防御力向上に貢献します。
本サービスは、Webアクセス制御やクラウドサービスの利用管理に加え、端末上の脅威を検知・対応するEDR(Endpoint Detection and Response)、専門チーム(SOC:Security Operations Center)による24時間365日の監視・運用サービスなどをワンストップで提供します。
1.サプライチェーン全体を守る国産技術による安全・安心なセキュリティ基盤
デジタルアーツおよびFFRIセキュリティが提供する国内開発のセキュリティ技術と、NECネッツエスアイのSOCによる監視・運用サービスを組み合わせることで、国内技術を基盤としたセキュリティサービスを提供します。
これにより、安定したサービス提供と迅速なサポートを実現するとともに、国内企業の運用実態に即した監視・対応プロセスにより、高品質かつ実効性の高いセキュリティ対策を実現します。
2.ゼロトラスト型のセキュリティ対策から統合監視・運用までをワンストップで提供
Webアクセス制御、クラウド利用統制、AIチャット利用制御、EDRなどから収集したログを統合し、24時間365日の監視・分析・インシデント対応を実施します。脅威検知時には迅速な通知・対処により、インシデント被害の最小化を支援します。
さらに、本サービスを通じて得られる脅威情報や攻撃傾向などのインテリジェンスを分析・活用することで、サプライチェーン全体の脅威動向の可視化を推進し、継続的なセキュリティ対策の高度化を支援します。
3.セキュリティ対策レベルに応じた最適な機能をパッケージ化
お客さまのセキュリティ対策の実施状況や求められる対策水準に応じて選択できる複数のサービスメニューを用意しています。必要な機能を3つのタイプにパッケージ化することで、導入・運用の負担を軽減します。これにより、大企業から中堅・中小企業まで、幅広い組織に導入しやすく、実効性の高いセキュリティ対策を実現します。
【販売価格、提供開始時期、販売元、売上目標】
| サービス名 | 販売価格 (月額、税別) |
販売開始時期 | 販売元 |
| NEC Cyber Secure Package | 月額210万円~ (※) | 2026年8月31日 | NEC NECネッツエスアイ NECフィールディング株式会社 NECネクサソリューションズ株式会社 |
売上目標:2026年度から2030年度までの5年間で200億円
今後、NEC、デジタルアーツ、FFRIセキュリティおよびNESICホールディングス傘下の3社は、本サービスの開発・提供を通じて、サプライチェーン全体のセキュリティ強化を支援し、サイバー攻撃による事業継続上のリスク低減に貢献します。
NECおよびNESICホールディングス傘下の3社は、本サービスを価値創造モデル「BluStellar」における「BluStellar Scenario」として展開し、サイバーインテリジェンスを活用した国産のセキュリティサービスを推進することで、日本全体のサイバー防御力向上と経済安全保障の強化に貢献します。また、企業間の安全・安心なデジタル連携を支えることで、サプライチェーンのレジリエンス向上と持続可能な社会・経済活動の実現に貢献していきます。
(注1)本社:東京都港区、取締役 代表執行役社長 兼 CEO:森田隆之
(注2)本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長 兼 CEO 兼 CENO:大野道生
(注3)本社:東京都千代田区、代表取締役社長:道具登志夫
(注4)本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鵜飼裕司
(注5)本社:東京都港区、代表取締役社長:牛島祐之
(注6)NECネッツエスアイ株式会社、NECネクサソリューションズ株式会社、NECフィールディング株式会社
(注7)
発・運用で研ぎ澄まされたNECの最先端テクノロジーにより、ビジネスモデルの変革を実現し、社会課題とお客さまの経営課題を解決に導き、お客さまを未来へ導く価値創造モデルです。
https://group.nec/jp/ja/solutions/nec-blustellar/
(注8)サイバーセキュリティお助け隊実証事業とそのビジネス化に向けた大阪商工会議所、東京海上日動、NEC、キューアンドエーとの取り組みについて(2019年7月3日) https://jpn.nec.com/press/201907/20190703_02.html
(注9)
https://group.nec/jp/ja/solutions/cybersecurity/service/cyioc/
(注10)経済産業省|サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度(SCS評価制度)
https://www.meti.go.jp/policy/netsecurity/scs.html
<NEC Cyber Secure Package について>
https://group.nec/jp/ja/solutions/cybersecurity/service/cloud/sc
<本件に関するお客さまからのお問い合わせ先>
NEC サイバーディフェンス事業統括部
URL:https://group.nec/jp/ja/solutions/cybersecurity/
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<本件に関する報道関係からのお問い合わせ先>
NEC コーポレートコミュニケーション統括部 鷲塚
電話:090-1444-4425
E-Mail:press@news.jp.nec.com
デジタルアーツ マーケティング本部 谷崎
電話:03-5220-1670
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FFRIセキュリティ 経営企画部 IR広報担当
E-Mail:pr@ffri.jp
