第38回 日本ゴム協会賞 「BLIZZAK WZ-1」に搭載される新技術「親水性向上ポリマー」が受賞
(左から)日本ゴム協会会長 櫻井伸一様、
株式会社ブリヂストン 革新材料技術戦略・研究部 薬品技術研究課 三重野裕貴、
次世代配合開発第3部 ケース配合第2課 井久田明史
今回の受賞は、親水性とゴムの強度という、これまで相反する関係にあった2つの特性を、分子レベルでの設計により両立させた点が高く評価されたものです。特に、路面の水膜をしっかりと捉えてグリップ力に変えるという新しい発想を、実際のタイヤ製品で実現したことが大きな評価ポイントとなりました。
■株式会社ブリヂストン 革新材料技術戦略・研究部 薬品技術研究課 三重野裕貴コメント
このたび、日本ゴム協会賞という大変名誉ある賞をいただき、心より光栄に思います。本技術は、長年培ってきたブリヂストン独自の発泡技術に加え、除水しきれない水を活用するという新たな発想から生まれたものです。特に、これまで常識とされてきた「水を取り除く」という考え方から、「水を活用する」という発想への転換には、多くの議論と試行錯誤を重ねましたが、その挑戦が商品化につながったことを大変嬉しく思います。今回の受賞を励みに、今後もお客様の安心・安全なモビリティを支える技術開発に挑戦し続け、さらに高い価値を提供できるよう取り組んでまいります。
■株式会社ブリヂストン 次世代配合開発第3部 ケース配合第2課 井久田明史コメント
このような栄誉ある賞をいただくことができ、大変嬉しく思います。「BLIZZAK WZ-1」の開発は、商品コンセプトが目指す性能を最大限に具現化するため、配合設計担当として細部にまでこだわりながら材料設計に取り組みました。求める性能を高い次元で成立させることは容易ではありませんでしたが、評価結果と向き合いながら何度も改良を重ねたことが、今回の成果につながったと感じています。この経験を糧に、今後も材料の可能性を追求し、これまでにない価値を生み出せる技術開発に挑戦してまいります。
ブリヂストンは、今後も社会・モビリティを支える企業であり続けるため、イノベーションを通じて挑戦を重ね、 技術力を磨き続けることで、お客様の様々なニーズにお応えする魅力的な商品とモノづくりの強化を図っていきます。
※1 日本ゴム協会の顕彰について(https://www.srij.or.jp/awards/ )
※2 2025年7月15日 商品設計基盤技術「ENLITEN」を搭載した乗用車用スタッドレスタイヤ「BLIZZAK WZ-1」を9月より発売
(https://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2025071501.html )
※3 タイヤが滑る原因となる路面の水膜を効果的に除去するために、内部に無数の「気泡」と「水路」を有したゴム。
