【共同検証】i-PROのカメラとPoEスイッチの相互接続検証を実施 -高精度な画像センシングを支える、安定した高速通信と大容量給電の信頼性を確認-

アライドテレシス株式会社(本社 東京都品川区、代表取締役社長 サチエ オオシマ)は、i-PRO株式会社(東京都港区、代表取締役社長 尾崎 祥平 以下、i-PRO)の協力を得て、画像センシングに用いられる各種ネットワークカメラと当社PoEスイッチの相互接続検証を実施しました。


■共同検証の背景
i-PROのネットワークカメラはAIによる高度な画像センシング技術を搭載し、防犯や防災をはじめとして、製造ラインやインフラ施設のモニタリング、商業施設でのマーケティング、医療・教育施設の利用者見守りなど様々な場面で用いられています。
そのため、ネットワークカメラの利用環境には映像に途切れや乱れ、画質の劣化などが発生することなく、リアルタイムでデータの取得・解析が行えるよう、ネットワークカメラ本体の稼働と高速・大容量通信の両方の安定性を確保することが求められます。
また、ネットワークカメラは稼働に必要な電源の敷設が難しい駐車場や屋外などの環境に設置されることも多く、電源を新設するには多大なコストと工数が必要となってしまいます。

そこでアライドテレシスは、豊富なラインナップを持つPoEスイッチと、幅広いシーンに対応したi-PROの各種ネットワークカメラを組み合わせて相互接続検証を行い、電源がない場所でもLANケーブルで電力とデータを同時に供給するPoEを活用して、LAN設備があればネットワークカメラを設置できる環境の実現性を確認しました。

■接続検証の結果
当社のPoE対応スイッチ(x530Lシリーズ、x240シリーズ、x230シリーズ)とi-PROのネットワークカメラを用いて、PoEスイッチを介したカメラの起動、レコーダーとの接続・操作、映像の取得・解析の安定性の検証を実施しました。
これにより、用途に応じてPoEスイッチとカメラを組み合わせ、幅広いシーンでの柔軟なカメラの設置と安定した画像センシングの実現性を確認しました。

■接続検証の概要
PoEスイッチを介してネットワークカメラとレコーダー、映像確認用PCを接続し、3パターンの接続検証を実施しました。様々なネットワーク規模・環境での利用を想定し、PoEスイッチ3機種とネットワークカメラ全24台を同時に接続して検証環境を構築しました。

検証の構成例


以下について、検証試験を実施しました。
①PoEスイッチからカメラに安定して給電ができ、カメラの起動や操作が行える。
②カメラの映像が正常に確認できる。
③スイッチにカメラ合計24台を同時接続し、8時間の稼働試験で映像の乱れがない。また、ケーブルの挿抜後に映像が正常に復旧する。

■検証環境
【i-PRO株式会社 提供環境】

i-PROのセキュリティカメラは60年以上の歴史と日本国内トップシェアを有し、オープンポリシーにより世界中のソリューションベンダーへ製品を提供しています。

PTZ(パン・チルト・ズーム) 対象機種:WV-S65300-ZY、WV-S61300-ZYなど
カメラの角度を水平・垂直に動かす「パン」・「チルト」に加えて、「ズーム」操作が遠隔から可能なカメラです。広い範囲の撮影と被写体の注視が必要な環境に最適です。


ドーム型 対象機種:WV-S2136LUX、WV-S2536LNUXなど
ドーム型のカメラは撮影している方向がわかりにくく、柔和な形状をしていることから、威圧感を抑えつつ監視やモニタリングが可能です。




ボックス型 対象機種:WV-S1536LUX、 WV-S1136UXなど
四角い形状で、屋外用はハウジングが一体となっているカメラです。よりカメラらしい形状のため、防犯効果を狙う場合に適しています。

全方位型 対象機種:WV-S4156UX、WV-S4556LUXなど
1台で360度撮影できるカメラです。人間の滞留や導線の分析など、マーケティング用途に適したカメラです。


コンパクトドーム 対象機種:WV-S32302-F2L、WV-S32302-F2L1など
空間を乱さない薄型の筐体でありながら、広角を実現したドームカメラです。天井や壁面に設置し、空間全体を撮影する場合に適しています。



i-PRO mini 対象機種:WV-S7130UX、WV-B71300-F3Wなど
名刺サイズのコンパクトなボディで、周辺の環境に調和しカメラらしい威圧感を与えない、i-PRO独自のユニークなデザインが特長です。

パンチルト 対象機種:WV-B54300-F3、WV-B51300-F3など
カメラの角度を水平・垂直に動かす「パン」・「チルト」の操作が遠隔から可能で、リモートモニタリングに適したカメラです。





【アライドテレシス株式会社 提供環境】
PoE++レイヤー3スイッチ AT-x530L-10GHXm
マルチギガビットインターフェースと10Gアップリンクを搭載し、最大90Wの給電に対応したインテリジェント・スタッカブル・スイッチです。最大8台のスタックに対応し、多数の機器が接続される大規模環境に最適です。

PoE++レイヤー2plusスイッチ AT-x240-10GHXm
マルチギガ対応のインテリジェント・エッジ・スイッチです。Cat5eケーブルで最大5Gbpsの通信が可能です。さらにアップリンクにはSFP/SFP+スロットを搭載し、10ギガでの高速・大容量接続を提供します。

PoE+レイヤー2plusスイッチ AT-x230-10GP
ギガビットインターフェース搭載のインテリジェント・エッジ・スイッチです。PoE給電ポートの優先順位設定や遠隔での給電オンオフ設定など多彩な機能を備え、オフィスなどのネットワークエッジに導入しやすいスタンダードモデルです。

当社は、今後もネットワークカメラを始めとした様々なIoTデバイスとの相互接続性の検証を実施し、安心・安全な社会の実現にネットワークを通じて貢献してまいります。

注)記載されている商品またはサービスの名称等はアライドテレシスホールディングス株式会社、アライドテレシス株式会社およびグループ各社、ならびに第三者や各社の商標または登録商標です。
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<<製品に関するお問合せ先>>
TEL:info@allied-telesis.co.jp
URL:https://www.allied-telesis.co.jp
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アライドテレシス株式会社 マーケティングコミュニケーション部
E-mail: pr_mktg@allied-telesis.co.jp
TEL:03-5437-6042 URL:https://www.allied-telesis.co.jp
アライドテレシス株式会社 東京都品川区西五反田7-21-11第2TOCビル

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この企業の情報

組織名
アライドテレシスホールディングス株式会社
ホームページ
http://www.at-global.com/
代表者
サチエ オオシマ
資本金
1,001,900 万円
上場
東証スタンダード
所在地
〒141-0031 東京都品川区西五反田7-21-11 第2TOC ビル
連絡先
03-5437-6000

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