茨城県つくば市を拠点として、障がいを持つ方と働く農場・ごきげんファーム（就労継続支援B型事業）を2011年より運営しているNPO法人つくばアグリチャレンジ（旧法人名）は、2023年9月より『NPO法人ユアフィールドつくば』を新法人名といたしました（https://yf-tsukuba.com）。代表理事はこれまでと変わらずに、伊藤文弥が務めます。

□ 法人名変更の経緯
当グループは2011年より、農業、稲作や竹細工、養鶏と事業を拡げてまいりました。また近年では、障がいを持つ方へのグループホーム提供事業、小学生などを対象とした放課後等デイサービスも展開し、本年７月からは訪問看護事業も開始しております。
今年の冬には、生活介護事業と新たなサービス拠点も開業予定であり、このタイミングでグループ全体の新たなビジョン策定を進めてまいりました。
そして、ここまでの成長を支えてくださった多くの支援者、また近隣の皆さまとの結びつきをさらに強め、今後もさまざまなサービスを提供することで、より地域の活性化に貢献したいという思いから法人名の変更に至りました。
また、これを機にグループホーム事業についても「ひだまりベース」を新たな事業ブランド名称として設定しています。

□ 新社名への思いと掲げるビジョン
障がいのある人もない人も、子どもも大人も、どのような人でも地域のなかで役割を持ち、お互いに助け合いながら楽しく健康に過ごし、成長していける ― そんな社会の実現に向けて、私たちは地域の皆さんに信頼され、貢献できる存在になりたいと思っています。
「ユアフィールド」とは、誰もが安心して集い、過ごすことができる自然あふれる共生の場をイメージしています。
私たちは、このつくばの地でそのような環境が実現できるよう、引き続き努力をしてまいります。

【ビジョン】
　・創りたい未来： 太陽のもと、ともに暮らし、働き、遊び、育み合う豊かな社会
　・ありたい姿：　障がいのある人や地域の方たちと信頼関係を築き、誰もが安心できる「共生の場を創る」担い手

□ 展開する事業


□ 代表理事：伊藤文弥からのご挨拶
大学在学中に前代表とともに設立したNPO法人ですが、あっという間に12年が過ぎました。
障がいのある人が働く場所があまりなく、またそのお給料が少ないことを解決したいと思い、農業を通して新しい働き方を提案したいと考えたのが事業を始めた理由でした。
でも、事業を続けていく中で、最初は分からなかった課題もどんどん見えてきました。それは農業だけでなく、周辺の事業や環境を整えていくことがとても大切だということです。そして、今では障がいのあるなしに関係なく、もっと広く困っている方の助けになるような事業に取り組んでいきたいと思うようになりました。
新しいビジョンと社名のもと、私たちが農業に取り組んでいることを生かして、地域の人たちと繋がり、多くの方にとってさらに暮らしやすい地域を創っていけるよう貢献したいと思います。 代表理事 伊藤文弥：略歴
1988年生まれ愛知県出身。筑波大学在学中より前代表理事の五十嵐の下で議員インターンシップを行い、農業の問題、障害者雇用の問題に関心を持つ。大学４年時につくばアグリチャレンジを五十嵐とともに設立、副代表理事に就任。2012年公益財団法人日本青年会議所主催の人間力大賞にてグランプリ受賞、2013年世界青年会議所主催の「世界の傑出した若者10人」選出。2018年より、五十嵐の退任に伴い代表理事に就任。中小企業診断士、社会福祉士、精神保健福祉士、公認心理師、保育士、消防設備士。スクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラー、保護司、地元の消防団員としても活動をしている。


□ 協賛・寄付のお願い
私たちのビジョンをご理解いただいて、その活動をご支援してくださる個人や企業の皆さまを募集しております。
お寄せいただいた協賛・寄付金は、障がいのある方たちの働く環境を整備したり、現行の制度の中では対応できないような支援に使わせて頂きます。また、共同での企画や活動についても、お問合せやご提案がありましたらお気軽にご連絡ください。詳しくはホームページよりご確認ください。

■ 法人概要
法人名:　 NPO法人ユアフィールドつくば（ https://yf-tsukuba.com/ ）
（旧法人名）NPO法人つくばアグリチャレンジ
代表理事：　 伊藤 文弥（いとう ふみや）
所在地：　 〒305-0043 茨城県つくば市大角豆2168-1
設立：　 2011年
活動内容： 障がいの有無に関わらず、誰もが安心して生活できる共生の地域づくり
　　　　　　　1. 就労継続支援B型事業／野菜・米・卵・竹細工などの生産と販売。コミュニティ農園の運営
　　　　　　　2. グループホーム事業
　　　　　　　3. 放課後等デイサービス
　　　　　　　4. 訪問看護事業　※当グループ運営のグループホーム入居者だけでなくその他の希望者にも対応
　　　　　　　5. 生活介護事業 （本年冬に開業予定）