今回1位に輝いたラーメンは、極太麺とガツンとくる味わいが特徴の「醤油豚骨」。8月17日の中間発表時から得票率14.8％を記録し暫定1位となっていましたが、投票期間後半もさらに人気を高め、15.8％の支持を得て優勝となりました。次いで2位に「元祖 博多ラーメン 零 -ZERO-」（12.3％）、3位に「一風堂 担担麺」（9.7％）が続き、上位1～3位がそれぞれおよそ1～1.5割の得票を記録。揺るがない人気を示す結果となりました。

全体では、上位7位までは中間発表時と同じ顔ぶれのランキングに。8位以下では中間発表からランクが上下するラーメンが多く、接戦であったことを示唆しています。中でも、「NYクラムチャウダーヌードル」が3ランクの上昇、「ソースとんこつ大発明！」が4ランクダウンするなど、大きなランクの入れ替わりが見られた商品もありました。
10月の創業祭で復活を遂げるのは、「醤油豚骨」に決定しました。「醤油豚骨」は2021年4月に全国の一風堂で期間限定販売したラーメンで、そのガツンとくる味わいとボリュームの満足感から、多くのお客様にご好評いただいた商品です。麺は、一風堂としては異例の太さ約3mmの極太麺をずっしりと260ｇ（ゆで上げ後）使用。スープは一風堂のとんこつスープにニンニクを漬けた醤油を合わせ、まろやかでありながらもパンチの効いた味わいに仕上げました。スープに浸した海苔でごはんを包んで食べるなど、アレンジもお楽しみいただける商品です。今回の販売期間は一風堂創業の日である10月16日（日）から1か月程度で、販売店舗は別途アナウンス予定です。

今回の結果では、一風変わった珍しいラーメンよりも、味の想像がつきやすい定番ラーメンが上位を占めたように見られます。しかし、下位のラーメンについても、お客様から数えきれないほどの熱い応援メッセージをいただきました。それぞれのラーメンが誰かの大切な一杯であり、愛していただけているということを再確認できました。今回1位でなかったラーメンも、更に美味しく磨きをかけて、いつか再販売される可能性があります。また、今回の総選挙にエントリーしていないラーメンも、いつかどこかで復活を遂げるかもしれません。更には、まったく新しいラーメンが、近いうちにまた誕生するかもしれません。お客様には、一風堂の限定ラーメンや新定番商品の発表を、これからも楽しみにしていていただければと思います。一風堂は今後も、大切なお客様の声に耳を傾け、お客様とともに、ラーメンのおもしろさ、奥深さ、可能性を追求していきます。