帝京平成大学現代ライフ学部観光経営学科（東京都中野区）は、横浜DeNAベイスターズの公式戦で「帝京平成大学デー」を開催した。これは、同学科の学生がプロ野球チームの公式戦でイベントの企画・運営やグッズ作成などに携わる体験型授業で、今年度は8月29・30日の東京ヤクルトスワローズ戦で実施。学生らは5つのグループに分かれ、当日は新型コロナウイルス感染予防対策をとった上でさまざまな企画を行い、横浜スタジアムを盛り上げた。




　帝京平成大学現代ライフ学部観光経営学科では例年、観光業界を目指す学⽣らに向けた体験型授業として「帝京平成大学デー」を実施している。これは、同学科の学生らがプロ野球チームの公式戦2試合での企画・運営に携わるもので、球場で行うイベントの企画やオリジナルグッズの作成、試合当日に大学をPRする取り組みや顧客サービスなどを実践的に行う。

　今年度は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、感染予防対策を講じたうえで開催。また、授業は基本的にオンラインで行われた。
　学生らは横浜DeNAベイスターズの特別講義やマーケティング、プランニングに関する講義を受けた上で、「スタジアム演出グループ」「グッズ企画販売グループ」「ファンサービスグループ」「プロモーショングループ」「観戦ツアーグループ」の5つに分かれて企画書の作成やコンテンツの準備に取り組み、当日は会場を盛り上げた。

　「観戦ツアーグループ」は、スタジアム見学ツアーとスタンドからの練習見学や、始球式への参加権が当たる抽選を横浜DeNAベイスターズのホームページで実施。当日はイベントの運営を行い、来場者をもてなした。
　「プロモーショングループ」は、特製フリーペーパーの企画・制作を担当。記事の制作にあたっては、Zoomを使用してオンラインで坂本裕哉選手と伊勢大夢選手にインタビュー取材を行った。完成したフリーペーパーはインタビュー記事のほか、ハマスタの観戦ポイントやハマスタグルメの情報など、読み応えのある充実した内容となった。
　また「ファンサービスグループ」は、来場者が楽しめるゲームを企画。29日は輪投げチャレンジ、30日には「狙え！ストラックアウト」を実施した。ゲームの結果に応じてシールやうちわ、ミネラルウォーターをプレゼント。挑戦者は大いに盛り上がった。
　「グッズ企画販売グループ」は、オリジナルグッズの企画と当日の販売を担当。29日には冷感タオル、30日にはマスクケースを販売した。
　「スタジアム演出グループ」は、試合中にバックスクリーンで放映する同大のPR動画を企画・制作。当日放映された動画は同大YouTubeチャンネルから視聴できる。

　「帝京平成大学デー」はプロ野球という国内最大級のプロスポーツイベントに関わることができるとても貴重な機会となり、参加した学生らは達成感を味わった。

■帝京平成大学デー 概要
【開催日】　8月29日（土）、30日（日）
【会　場】　横浜スタジアム

■当日までの授業の流れ
※第1回～第12回まではオンライン授業、第13回・14回は対面授業（希望者はオンライン）
［4月］
・第1回（ガイダンス、横浜DeNAベイスターズ特別講義）
［5月］
・第2回（マーケティング講義、グループ希望出し）
・第3回（マーケティング・プランニング講義、グループ決定）
・第4回～第6回（企画書作成、グループワーク）
［6月］
・第7回～第8回（企画書作成、グループワーク）
・第9回（プレゼンテーションリハーサル）
・第10回（企画プレゼンテーション）
［7月］
・第11回～第14回（コンテンツ準備）
・実施に向けての全体ミーティング
［8月］
・実施直前ミーティング

●帝京平成大学デー
　https://www.thu.ac.jp/campuslife/event/matchday

●帝京平成大学 YouTubeチャンネル
　https://www.youtube.com/channel/UCVbK_enhNWsPQ_bSQHXM-Gg

（関連記事）
・帝京平成大学が横浜DeNAベイスターズのホームゲームで冠試合「帝京平成大学デー」を実施 -- 2020年シーズンは8月29・30日を予定（2020.02.14）
　https://www.u-presscenter.jp/article/post-42841.html
・帝京平成大学が横浜DeNAベイスターズ公式戦で「帝京平成大学デー」を開催 -- 新型コロナウイルス感染予防対策を徹底して実施（2020.08.05）
　https://www.u-presscenter.jp/article/post-44139.html


▼本件に関する問い合わせ先
学校法人 帝京平成大学　入試課
住所：東京都豊島区東池袋2-51-4
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