第21回高校化学グランドコンテスト、「文部科学大臣賞」は山脇学園高等学校が受賞

芝浦工業大学

芝浦工業大学(東京都江東区/学長 山田純)が主催する「第21回 高校化学グランドコンテスト」の最終選考会が、10月24日、25日に芝浦工業大学豊洲キャンパスで開催され、受賞校名が第1位に当たる文部科学大臣賞を受賞しました。 事前に実施した研究要旨の審査では、上位10チームを口頭発表の対象に選出。最終選考会では、この10チームが口頭発表を、その他の出場チームがポスター発表を行いました。 口頭発表の審査でグランドアワードを受賞した3チームは、芝浦工業大学が参加費や渡航費を支援し、海外で開催されるサイエンスフェアに派遣します。 文部科学大臣賞を受賞した山脇学園高等学校サイエンスコース化学研究室カイコ班と、芝浦工業大学 学長 山田純 芝浦工業大学(東京都江東区/学長 山田純)が主催する「第21回 高校化学グランドコンテスト」の最終選考会が、10月24日、25日に芝浦工業大学豊洲キャンパスで開催され、山脇学園高等学校が第1位に当たる文部科学大臣賞を受賞しました。 事前に実施した研究要旨の審査では、上位10チームを口頭発表の対象に選出。最終選考会では、この10チームが口頭発表を、その他の出場チームがポスター発表を行いました。 口頭発表の審査でグランドアワードを受賞した3チームは、芝浦工業大学が参加費や渡航費を支援し、海外で開催されるサイエンスフェアに派遣します。 研究概要 遺伝子組み換え技術でもできない青い繭の作成~若い世代にアピールできる絹製品~ 遺伝子組み換え技術を用いても青色の繭はできていない。本研究では、色素を人工飼料に混ぜてカイコに摂食させることで、青い繭を作ることを目的とした。メチレンブルー(MB)単独では均一に着色せず、フィコシアニン(PC)単独でも青い繭はできなかった。そこで、MB にPC、さらにジカルボン酸やアミノ酸を組み合わせて比較した結果、MB+PC+グルタミン酸で均一な青色の繭ができた。また、脱セリシン後も青色が残り、青い絹糸をつくるために必要なフィブロインまで着色していることを確認した。これらの成分がフィブロインと多点相互作用することで色素の保持が高まったと考えられる。本法は染色工程を省くことができ、水使用量を削減できる環境負荷の小さい絹製品への応用が期待できる。 第21回 高校化学グランドコンテスト 結果 グランドアワード 口頭発表10チームの中から特に優れた発表に贈られる賞。 1位 文部科学大臣賞 山脇学園高等学校サイエンスコース化学研究室カイコ班「遺伝子組み換え技術でもできない青い繭の作成~若い世代にアピールできる絹製品~」 2位 化学未来賞 兵庫県立宝塚北高等学校 化学部「銅の煮色着色におけるCu₂O結晶生成の二段階機構とCu⁺生成反応の解明」 3位 化学技術賞 愛媛県立西条高等学校 科学部・宮城県仙台第三高等学校 自然科学部化学班「オパール作製において遊色効果が得られる条件と添加剤の影響について~はっきりとした遊色効果と静置期間短縮方法の発見~」 グランドアワードを受賞した上記3チームは、来年1月に台湾で実施されるサイエンスフェア「Taiwan International Science Fair (TISF)」、もしくは来年10月にルクセンブルクで実施される「Luxembourg International Science Expo」に派遣します。 なお前々回派遣したチームが2025年1月に開催されたTISFで、それぞれ生化学部門1位、化学部門3位を受賞。前回派遣チームも同フェアで生化学部門1位に入賞し、日本人として初めて最高栄誉の「Young Scientist Award(青少年科学賞)」を受賞しました。 アワード 審査委員長賞 静岡北高等学校 科学部 水質班 パプリカチーム「Capsanthinを用いた吸光光度法によるMPの簡易定量法の開発」 審査委員特別賞 奈良女子大学附属中等教育学校 サイエンス研究会化学班「バイオマスエネルギーの研究 ~廃棄される芝草の有効活用に向けて~」 口頭発表金賞 ●大阪桐蔭高等学校 理科研究部 ビスマス骸晶班、●鹿児島県立曽於高等学校 科学部、●山口県立岩国高等学校 いきたいわん。、●福島県立安積高等学校 化学部、●大阪桐蔭高等学校 理科研究部 PFOA班 ポスター賞(同名校は別メンバーによる発表と受賞) ●樹徳高等学校 理科部、●成田高等学校 自然科学部、●福井県立藤島高等学校、●長野県諏訪清陵高等学校 化学部有機合成班、●長野県諏訪清陵高等学校 化学部・エメラルド班、●滋賀県立虎姫高等学校 究理ⅡP、●広島県立広島高等学校 金属スラリー、●愛媛県立西条高等学校 科学部、●愛媛県立三島高等学校 アイアンボーイ、●熊本県立熊本北高等学校 自然科学部化学分野 特別協賛企業賞 特別協賛企業独自の視点で選考される賞で、口頭発表が対象。 第一三共賞 大阪桐蔭高等学校 理科研究部 PFOA班「水中の難分解性PFOAの光触媒と太陽光による分解についての研究」 NAGASE賞 鹿児島県立曽於高等学校 科学部「芋焼酎粕の化粧品原料化に向けた機能性評価 ~画像解析による抗酸化脳評価と防腐設計から社会実装へ~」 DIC -Color and Comfort-賞 山脇学園高等学校サイエンスコース化学研究室カイコ班「遺伝子組み換え技術でもできない青い繭の作成~若い世代にアピールできる絹製品~」 日本ゼオン・チャレンジ賞 愛媛県立西条高等学校 科学部・宮城県仙台第三高等学校 自然科学部化学班「オパール作製において遊色効果が得られる条件と添加剤の影響について~はっきりとした遊色効果と静置期間短縮方法の発見~」 IHI賞~未来を拓く挑戦者たちへ~ 奈良女子大学附属中等教育学校 サイエンス研究会化学班「バイオマスエネルギーの研究~廃棄される芝草の有効活用に向けて~」 水のオルガノ賞 静岡北高等学校 科学部 水質班 パプリカチーム「Capsanthinを用いた吸光光度法によるMPの簡易定量法の開発」 ゴールド協賛企業賞 ゴールド協賛企業独自の視点で選考される賞で、ポスター発表が対象。 メルク賞 北見藤高等学校 科学部「万能指示薬による試験管の中の虹色作成について -第5報-」 化学情報協会賞 愛媛県立松山東高等学校 化学部「竹バイオマスの有効活用 ー塩蔵タケノコからアートな世界までー」 ケミマテ賞 埼玉県立川越高等学校 化学部「ダニエル電池の原理を応用した化学電池の性能調査」 HPCシミュレーション賞 静岡北高等学校 科学部水質班炭酸チーム「Pythonによる気泡の検出システムの開発」 高校化学グランドコンテストとは 全国の高校生および高等専門学校生(3年生以下)が行っている「学習研究活動」を支援し、高校生自らが自主的な探究活動を楽しみながら科学的な創造力を培い、将来、科学分野で活躍できる人材の育成を念頭に置いて行っている教育支援プログラムです。2004年から大阪市立大学を中心に実施してきましたが、コロナ禍を経た2023年度からは芝浦工業大学が主催しています。 第21回の今回は10月24日(土)、25日(日)に芝浦工業大学豊洲キャンパスで最終選考会を開催。第1次審査を通過した全国の高校74校120チームの328人が研究の成果を発表し、2日間合計で延べ900人以上が来場しました。 口頭発表の様子 参加者全員の集合写真 高校化学グランドコンテストWebサイト ▼本件に関するお問い合わせ先 入試・広報部 企画広報課 立岩 住所:〒135-8548 東京都江東区豊洲3-7-5 TEL:03-5859-7070 FAX:03-5859-7071 メール:koho@ow.shibaura-it.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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