【オリックス・ホテルマネジメント】産学連携「友好交流に関する協定」を締結

全国の旅館・ホテルを活用し実践的でグローバルな観光人材を育成

オリックス・ホテルマネジメント株式会社(本社:東京都港区、社長:似内 隆晃、以下「OHM」)および学校法人桜美林学園 桜美林大学 ビジネスマネジメント学群(所在地:東京都新宿区、学群長:山口 有次、以下「桜美林大学」)は、相互の人的・知的資源の交流や活用を通じて、教育、文化、まちづくり、国際化などの幅広い分野で協力し、人材育成および地域の活性化を図る「友好交流に関する協定」を締結しましたのでお知らせします。
本協定の概念図

本協定は、全国に旅館・ホテル、研修施設など22の運営施設を持つOHMと、学生が観光・ホスピタリティ産業での高い専門性の習得を目指す桜美林大学との友好交流により、実践的でグローバルな観光人材を育成するものです。

OHMは、観光におけるマーケティング戦略や地域の課題についての学びの場を提供し、運営施設を活用した企画、マーケット分析などを通じて課題解決型学習(PBL)の機会を提供します。また、桜美林大学は、本連携を通じて得た学習成果・情報の共有や、学生ならではの視点で創出する新たなアイデアの提供などにより、企業活動を支援します。互いの連携を通じて得られた知見・経験をもって、将来の観光産業や持続可能な地域づくりを担う人材の育成を目指します。

初年度のプログラムは、2023年9月から桜美林大学で始まる秋学期の授業で実施します。桜美林大学新宿キャンパスに近いOHMの運営施設「ハンドレッドステイ 東京新宿」において、学生が、現地調査などでホテルマーケティングを学び、宿泊プランの企画・販売を通して、ホテル事業の現場を経験します。

次年度以降は、全国にあるOHMの運営施設や、オリックスグループのリソースを活用し、産学連携で生み出す新しい観光資源により各地域を活性化するプログラムとして展開していく予定です。

OHMと桜美林大学は、相互連携による多様な学生の育成を通じて、国内外の観光客に地域の魅力を訴求し、国内観光産業の発展に貢献してまいります。

※ PBL:Project Based Learningの略称で、日本語では「課題解決型学習」などと訳され、自ら問題を発見し解決する能力を養うことを目的とした学習方法。


1. 「友好交流に関する協定」概要
(1)本協定の締結者
■オリックス・ホテルマネジメント株式会社
所在地:東京都港区浜松町2丁目3-1
代表者:似内 隆晃

■学校法人桜美林学園 桜美林大学 ビジネスマネジメント学群
所在地:東京都新宿区百人町3丁目23-1
代表者:山口 有次

(2)本協定の主な提供内容
オリックス・ホテルマネジメント株式会社

・OHM運営施設を活用した課題解決型学習(PBL)の提供による学生の活動支援
・多角的かつグローバルに事業展開するオリックスグループの見地と、企業としての実践的な視点からの助言および支援

学校法人桜美林学園 桜美林大学 ビジネスマネジメント学群
・本連携を通じて得た学習成果・情報の共有による企業活動の支援
・学術的、グローバルな視点からの情報提供および助言

<オリックス・ホテルマネジメント 取締役社長 似内 隆晃コメント>
このたびの桜美林大学との連携は、「実践的でグローバルな観光人材を共につくり上げること」を目的としています。私どもの本業である旅館・ホテル運営事業を含む観光産業は、外的要因による影響を受けやすく、変化の多い業種です。日々変わる環境に柔軟に対応し、グローバルな視野を持ちながら価値を生み出す人材が求められています。桜美林大学の学生の皆さんには、当社が運営する施設を実践の学びの場として、また、学生ならではの目線で新しい価値を創造する機会として活用いただければ幸いです。

<桜美林大学 ビジネスマネジメント学群 学群長 山口 有次コメント>
本学では理論と実践を両輪とした学びを目標とし、「英知」の吸収、「豊かな感性」の育成、「コミュニケーション能力」の向上を軸とした教育を展開しています。学外における研修・実習など、理論が現場でどう生きるのかを体感できる機会も充実させており、本協定は「生きた」観光ビジネス現場の経験、実務に則したより深い学びの機会につながるものと考えています。多角的に事業展開するオリックスグループとの連携により、ビジネス戦略や収益性の評価など経営の観点から観光ビジネスを捉えることも本学として期待するところです。今後具体的な活動を通じ、実践的な観光人材の育成と地域の活性化に積極的に貢献することを目指していきます。

2. 法人概要
オリックス・ホテルマネジメント株式会社
オリックスグループの運営事業を担う会社として、国内22施設の多種多様な旅館・ホテル、研修施設の運営を行っています(第三者に運営を委託している施設を除く)。運営する施設のうち14施設は、事業ブランド「ORIX HOTELS & RESORTS」の施設として、「また行きたい、と思っていただける場所。」をブランドコンセプトに、お越しいただく皆さまのさまざまなライフステージに合わせた体験をお届けしています。

所在地:東京都港区浜松町2丁目3-1
代表者:似内 隆晃
事業内容:旅館・ホテル・研修施設等の施設運営
ウェブサイト:https://www.orix-realestate.co.jp/hotelmanagement/

学校法人桜美林学園 桜美林大学
キリスト教宣教師として中国に渡った創立者の清水安三が、終戦後に帰国し1946年に東京都に学校法人桜美林学園を設立。その後1966年に桜美林大学を設立。1921年、中国・北京において、貧しい子女に自立のための教育機会を提供するために設立した崇貞学園をルーツとし、「学而事人」(学んで人につかえる)を当時から変わらない教育モットーとしています。「キリスト教精神に基づく国際人の育成」を建学の理念に掲げ、どのような環境にあっても常に希望を持ち、国や人種の垣根を越えて、人々の痛みを理解し、多様な価値観に対応できる人材の輩出をミッションとしています。2021年に創立100周年を迎えた本学園は、次の100年に向けて、唯一無二の個性的な教育で変革社会をリードする人材を育成するため、新たな学びの場を創造していきます。

所在地:東京都町田市常盤町3758番地
学長:畑山 浩昭
ウェブサイト:https://www.obirin.ac.jp/

ビジネスマネジメント学群
ビジネスマネジメント学群は、理論教育と実践教育によって学びの水準を高めることを目標にしています。「英知」の吸収、「豊かな感性」の育成、「コミュニケーション能力」の向上を軸とした学びを展開し、学外での研修・実習など、理論が現場でどう生きるのかを体感できる機会も充実させると同時に、急速に多様化・進化する社会に対応する力も培っていきます。

所在地:東京都新宿区百人町3丁目23-1
学群長:山口 有次
本件に関するお問合わせ先
オリックス株式会社 グループ広報・渉外部 TEL:03-3435-3167
学校法人桜美林学園 総合企画部 広報課 TEL:042-797-9772

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この企業の情報

組織名
オリックス株式会社
ホームページ
https://www.orix.co.jp/grp/
代表者
井上 亮
資本金
311,765,400 万円
上場
(旧)東証1部
所在地
〒105-5135 東京都港区浜松町二丁目4番1号世界貿易センタービル南館37F
連絡先
03-3435-3000

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