「TRIBUS 2021」、アクセラレータープログラム参加11チームが決定

~ 社内外のリソースを活用し合い、共創イノベーションを加速 ~

 株式会社リコー(社長執行役員:山下 良則)は、アクセラレータープログラム「TRIBUS(トライバス) 2021」の社内外統合ビジネスコンテストを10月28日に開催し、本年度のプログラムに参加する11チームを選出しました。

 3年目となる本年度の「TRIBUS」では、「不可逆な世界でこれからの選択肢をつくる」をテーマに、はたらく人の創造力を支える新しい時代のビジネスアイデアを広く募集し、社内78件、社外117件の応募がありました。社内外の審査者により選出された社内起業家5チームとスタートアップ企業6社は、アクセラレータープログラム期間中、リコーグループ内外からのサポートを受け、ビジネスアイデアの検討や実証実験などを行います。また、スタートアップ企業にはリコーグループとの連携を支援する担当者がついて活動を支援します。その成果は、2022年2月17日に予定している成果発表会で発表されます。
「TRIBUS 2021」採択チームと審査者

 リコーの創業者である市村清は、理化学研究所から生まれたベンチャー企業として理研感光紙(現在のリコー)を創業し、その後も世の中にイノベーションをもたらす製品やサービスを数多く生み出しました。その創業の精神に立ち返り、チャレンジする人の支援・育成、新規事業の創出を促進する文化のさらなる醸成を目指します。


【アクセラレータープログラムの概要】

リコーグループからの支援
  • スケーラー型:対象の事業部門による規模の拡大や本社機能部門によるPoC(Proof of Concept:概念実証)を目指した支援
  • アクセラレーター型:カタリスト(リコーグループとの連携を支援する担当者)によるリコーグループのリソースを活用した広範な支援
  • リコーグループ社員350名以上のサポーターによる参加者の要望に応じたサポート
  • TRIBUSコミュニティに登録したリコーグループ社員1,300名以上へのアンケートや実証実験の実施

パートナーからの支援
  • 株式会社グローバル・カルテット(「TRIBUS 2020」採択チーム)が提供する、リサーチコンサルタントへの相談プラットフォーム「ProSession(プロセッション)」のβ版を無償で活用可能
  • 株式会社CAMPFIRE Startupsより、総合的なファイナンス相談やクラウドファンディングを活用した資金調達を受ける機会を提供
  • KDDI株式会社の「KDDI ∞ Labo(ムゲンラボ)」が運営する「MUGENLABO支援プログラム 2021」に加盟している50社以上(2021年10月現在)のパートナー連合とともに、課題提案やアセットを提供
  • 日本マイクロソフト株式会社と、マイクロソフト コーポレーション(米国本社)のスタートアップ支援プログラム「Microsoft for Startups」で連携し、リコーとマイクロソフトの双方のリソースとサポートおよび幅広いコミュニティとつながる機会を提供(2020年度から継続)

募集領域
  1. 事業活動を通じた社会課題の解決で、脱炭素社会と循環型社会を実現
  2. 次世代太陽電池(*1)でつくる「充電のない世界」
  3. 認知機能の見える化と適切な介入で認知症の「未病(*2)」を改善する社会を実現
  4. 働き方が変わる、働く場所が変わる、紙とデジタルの橋渡しで社会へ新しい価値を提供
  5. アナログとデジタルがシームレスに繋がり、リアルを超えるUX(ユーザーエクスペリエンス)の実現
  6. リアル×デジタル融合型の企業向けマーケティングサービス
  7. その他、リコーグループの事業領域

採択企業/チーム

スタートアップ企業

株式会社APTO
高品 良
AI開発で最も労力がかかるデータ作成を、「安く」「早く」「大量に」「高品質に」行えるサービス
https://apto.co.jp

株式会社CALCU
金子 隆耶
次世代ダストボックス「CALCU」食品廃棄の削減・最適化により、 事業利益の最大化をはかるIoTシステム
https://calcu.jp/

株式会社クリエ・ジャパン[スケーラー募集領域6]
上田 怜史
さまざまなデータを元に1人ひとりに最適化した動画を自動で生成する動画DXサービス「PRISM」
https://www.pr-ism.jp/

株式会社JDSC[スケーラー募集領域3]
加藤 エルテス 聡志
電力等のデータ×AIで、日常生活をしながらフレイル状態を検知し、高齢者の健康寿命延伸に挑戦
https://jdsc.ai/

株式会社スマートショッピング[スケーラー募集領域6]
志賀 隆之
IoT重量計「スマートマット」を活用した在庫管理・発注自動化ソリューション
https://smartshopping.co.jp/

株式会社ユニフィニティー
曽良 俊介
現場を便利にするアプリを簡単に作成する業務用モバイルアプリのノーコード開発プラットフォーム
https://www.unifinity.co.jp/


社内起業家チーム

リコーテクノロジーズ株式会社
小関 和宏
特殊環境における映像事業

リコージャパン株式会社
黒岩 英四郎
緑化による環境改善

リコーITソリューションズ株式会社
鴻上 和彦
オンライン商談をAIで支援

リコーエレメックス株式会社
酒井 隆敏
技術者と現場のマッチングを支援サービス

株式会社リコー
松永 一紀
スポーツ動画の活用に関するソリューション


今後、プログラムの活動は以下のサイトに随時掲載していきます。
https://accelerator.ricoh/2021tribus/ 


*1 次世代太陽電池
リコーが世界で初めて発売した固体型色素増感太陽電池モジュールおよびフレキシブル環境発電デバイスなど開発中の太陽電池のこと。
https://industry.ricoh.com/dye-sensitized-solar-cell 
https://jp.ricoh.com/release/2021/0818_1 

*2 未病
神奈川県が提唱する概念で、心身の状態を健康と病気の二分論の概念で捉えるのではなく、「健康」と「病気」の間を連続的に変化するものとして捉え、この全ての変化の過程を表す。リコーは2020年1月に同県と「医療及びヘルスケア分野における連携と協力に関する協定」を締結し、リコーの技術を活用した認知症の未病改善などを目指した取り組みや、ヘルスケア人材の育成等に関する取り組みを検討している。
https://jp.ricoh.com/release/2020/0129_1/ 



■関連情報
「TRIBUS」Webサイト
https://accelerator.ricoh/


■関連ニュース
社内外起業家とスタートアップを支援する事業共創プログラム「TRIBUS 2021」の募集を開始
https://jp.ricoh.com/release/2021/0601_1


*Microsoftは、米国 Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。
*その他の社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。




| リコーグループについて |
リコーグループは、お客様のデジタル変革を支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2021年3月期グループ連結売上高1兆6,820億円)。
imagine. change. 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人々の生活の質の向上、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://jp.ricoh.com/

本件に関するお問合わせ先
≪報道関係のお問い合わせ先≫
株式会社リコー 広報室 担当:佐橋(サハシ)
TEL: 050-3814-2806
E-mail: koho@ricoh.co.jp

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この企業の情報

組織名
株式会社リコー
ホームページ
https://jp.ricoh.com/
代表者
山下 良則
資本金
13,530,000 万円
上場
(旧)東証1部,東証プライム
所在地
〒143-8555 東京都大田区中馬込1丁目3-6
連絡先
03-3777-8111

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