【調査レポート】『デジタル自動車レポート2020:ポストパンデミックの世界の針路 第3章 ソフトウェアに対応する自動車会社の構築』

PwCネットワークの戦略コンサルティングチームStrategy&は、この度、調査レポート『デジタル自動車レポート2020:ポストパンデミックの世界の針路 第3章 ソフトウェアに対応する自動車会社の構築』 を公開しました。

本レポートは、Strategy&がグローバルで2021年2月に公開した“Digital Auto Report 2020 : Navigating through a post-pandemic world Volume3 Building a software-enabled automotive company”の日本語版で、米国、EU、アジアを中心とする世界の消費者調査に加え、自動車メーカー、サプライヤーの主要幹部、著名な学者、業界アナリストへのインタビューを基に、2035年までの定量的な市場予測を行っています。

Strategy&は『デジタル自動車レポート』を毎年発行しており、第9回目となる今回は「第1章 ポストパンデミックの市場ダイナミクスを予測する(2020年11月公開)」、「第2章 ビジネスモデルおよび投資の再考(2021年2月公開)」、そして本日公開の「第3章 ソフトウェアに対応する自動車会社の構築」 の全3章で構成されています。

第3章では、変革が続く自動車関連市場において価値を捉え続けるためには、ソフトウェアに対応する自動車会社になることが必須であるとして、以下3つのテーマについて解説しています。

【第3章の構成】
ソフトウェア開発コスト予測
内製・調達・パートナーとの協業戦略の決定
組織および文化の変革領域

【第3章の概要】
  • ソフトウェアは現代の車両における差別化要素となっており、ソフトウェアの開発コストはほぼ倍増する-今後10年間で、1モデルシリーズ当たり平均で181百万ユーロから331百万ユーロに増加する見込み
  • 主なコストドライバーは自動運転機能であり、2030年までにソフトウェア開発コスト全体の45%を占める
  • ソフトウェアのコンポーネントと機能の範囲拡大により、全ての分野でイノベーションのリーダーになることは不可能になる。自動車メーカーおよびサプライヤーは、自社が価値を創造する分野を慎重に選定する必要がある
  • 競合他社、サプライヤーおよびテクノロジー企業と対等なパートナーシップを結ぶことにより複雑性と人材の必要性を克服し、プロジェクト当たり35~60%の費用削減を達成できる可能性がある
  • 新たなパラダイムに適応し、優位性の高いソフトウェア対応製品を構築するには、企業全体で戦略から意思決定までのマインドセットの変革を行う必要がある

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この企業の情報

組織名
PwC Japanグループ
ホームページ
https://www.pwc.com/jp/ja/
代表者
木村 浩一郎
資本金
1,000 万円
上場
非上場
所在地
〒100-0004 東京都千代田区大手町1‐1‐1大手町パークビルディング
連絡先
03-6212-6810

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