野村萬斎さん、日比野克彦さん、のんさんらアーティスト5名が出演 インタビュームービー3月1日公開

アート・芸術文化が、今必要な理由とは何か。芸術文化活動への葛藤と想いを語る

 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京は、各分野のアーティストがコロナ禍で感じたことやチャレンジしたこと、現在の心境、これからの芸術文化についてなど、それぞれの考えや想いを語るインタビュームービーを、3月1日より公式YouTubeチャンネルにて公開いたします。



 新型コロナウイルスの影響で様々な制限を余儀なくされた東京、そして世界のアートシーン。伝統芸能、現代美術、ダンス、舞台、映画、音楽をはじめ、その波は様々なジャンルの芸術文化に今もなお大きな影響を与えています。アート・芸術文化が今、必要な理由は何か。これまで積み上げてきた伝統や慣習をどのように取り戻し、そしてどのように進化させていくべきなのか。アーツカウンシル東京では、様々な葛藤や想いを抱えているアーティストたち自身の声を通して、このテーマを広く問いかけたいと考え、今回のインタビュームービーを企画・制作しました。

●ショートver.



●ロングver.



 いとうせいこうさん、近藤良平さん、野村萬斎さん、のんさん、日比野克彦さん(※五十音順)という各分野を代表するアーティスト・文化人の方々に出演いただき、東京のアートについて、それぞれが考えや想いを語ります。またナレーターには、日本舞踊尾上流の尾上紫さんを起用しています。

■映像制作に込めた想い
 今、世界中の誰もが未知のウイルスの脅威に晒され続けています。その中で、芸術文化の意味も、改めて問い直されることになりました。芸術文化シーンを取り巻く環境が劇的に変化する中、新たな挑戦を続けてきたアーティストたちの声を伝えていくことで、これまで培ってきた伝統や歴史やあるべき姿を「とりもどす」、コロナ禍の経験をふまえて新たなアートの形を「みつけだす」、そしてアートを通じて東京で生きる人たちの活力を「よびおこす」ことができるのではないかと考えています。アーツカウンシル東京は、今回のインタビュームービーを通して、芸術活動の意味、そしてその先にある未来像を考えていきます。

■出演者プロフィール(※五十音順、敬称略)

いとうせいこう(小説家・ラッパー・クリエイター)
 小説のみならず、舞台、古典芸術、社会活動など、幅広い分野にわたる表現活動を通して、独創的な視点から広くアートの魅力を伝える。
コロナ禍において、自宅で各自がプレイするオンラインフェス「MUSIC DON'T LOCKDOWN!」を主宰。



近藤良平(振付家・ダンサー)
 ダンスカンパニー「コンドルズ」主宰。2017年より「東京キャラバン」に参加。ジャンルを問わず振付を行う一方、ダンス指導やワークショップなどを通して、コンテンポラリーダンスの社会貢献にも取り組んでいる。






野村萬斎(狂言師)
 国内外で多数の狂言・能公演に参加、普及する一方で現代劇や映画、ドラマの主演、古典の技法を駆使した作品の演出など幅広く活躍。現代に生きる狂言師として、あらゆる活動を通し狂言の在り方を問うている。世田谷パブリックシアター芸術監督。



のん(俳優・創作あーちすと)
 2016年公開の映画「この世界の片隅に」で主人公・すずの声を演じ、高い評価を得る。2017年に自ら代表を務める音楽レーベル『KAIWA(RE)CORD』を立ち上げ、本格的に音楽活動を開始。2018年には音楽の祭典「アンサンブルズ東京」に出演。コロナ禍においては、SNS参加型企画や2020年5月よりオンラインライブ「のんおうちで観るライブ」を毎月開催している。


日比野克彦(アーティスト)
 大学在学中にダンボール作品で注目を浴び、国内外で個展・グループ展を多数開催する。近年は各地で一般参加者とその地域の特性を生かしたワークショップを多く行う。東京藝術大学美術学部長。「TURN(ターン)」を監修。




■ストーリーボード




■アーツカウンシル東京 機構長 三好勝則のコメント
 新型コロナウイルスの感染が拡大した影響により、多くの事業や取組が、中止、延期、または実施方法の変更を余儀なくされています。舞台公演や美術鑑賞などを以前と同じように行うことができない環境の中で、芸術文化を生み出す意欲を維持するとともに、新たな試みや工夫が生まれてきました。その成果として、会場に出向くことができなかった人や、言葉や認識での壁を感じていた人が、芸術文化に近づきやすくなるなどの効果が生まれています。芸術文化は、社会が直面している困難な状況や制約に立ち向かう表現活動であることが、明らかになりました。
 アーツカウンシル東京は、芸術文化の意味や価値、具体的な役割について、改めて示していきたいと考えています。
 今回の映像では、感染症の影響によって閉塞感に満ちている社会を、芸術文化の力でどのように開放していくことができるか、出演してくださったアーティストの言葉から、みなさんと一緒に解決策を探っていきましょう。

■アーツカウンシル東京 各種チャンネル
今回の映像をはじめ、アーツカウンシル東京では、アート・芸術文化に関する情報発信を随時行っています。TwitterおよびFacebookでは、本編には登場しない未公開シーンの切り抜きなどを公開する予定です。是非ご覧ください。

・YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCppF7m7CcG4MYPs5ELOaIsw

・Twitter
https://twitter.com/artscouncilTYO

・Facebook
https://www.facebook.com/artscounciltokyo/

・公式ウェブサイト
https://www.artscouncil-tokyo.jp/ja/

●アーツカウンシル東京
 世界的な芸術文化都市東京として、芸術文化の創造・発信を推進し、東京の魅力を高める多様な事業を展開しています。新たな芸術文化創造の基盤整備をはじめ、東京の独自性・多様性を追求したプログラムの展開、多様な芸術文化活動を支える人材の育成や国際的な芸術文化交流の推進等に取り組みます。

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この企業の情報

組織名
公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京
ホームページ
 
代表者
三好 勝則
資本金
155,150 万円
上場
非上場
所在地
〒102-0073 東京都千代田区九段北4丁目1-28九段ファーストプレイス8階
連絡先
03-6256-8430

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