マースがジェンダー平等への取り組みとして #HereToBeHeardキャンペーンを開始

  • 女性が可能性を最大限発揮できる、より包含的な社会を形成するために、世界中の女性の声を集めることを目的として、新たなクラウドソーシングの取り組みを開始
  • ビクトリア・マース(取締役):グローバルビジネスとして「耳を傾けて立ち上がり」、「やるべきことがもっとある」
  • エミー賞受賞歴のある女優・司会者のタメラ・モーリーをはじめとする世界的なインフルエンサーが、女性が声を上げて変化を起こすことを呼びかける
  • 国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)の第5番「ジェンダー平等を実現しよう」をサポート

米国バージニア州マクリーン(2021年1月26日) マース インコーポレイテッド(本社:米国バージニア州、社長:グラント・F・リード、以下「マース」)は、クラウドソーシングで実施するグローバルキャンペーン「#HereToBeHeard」を開始します。このキャンペーンは、人種、年齢、セクシュアリティ、宗教、能力など、あらゆる分野の女性の声を集めることで、より包含的なビジネス環境を形成するもので、全ての女性が活躍できる世界を創造するための一助となります。

マースが職場、地域社会、市場のジェンダー平等の取り組みとして掲げている「Full Potential(フルポテンシャル)」プラットフォームの一部として実施する「#HereToBeHeard」キャンペーンでは、あらゆる場所の女性に対して「女性が可能性を最大限発揮できる社会にするために変える必要があるものは何?」と問いかけています。この回答が、ジェンダーが生んでいる機会の差をなくすために、マースのバリューチェーンの中や社会全体の中で取るべき具体的なアクションにつながると考えています。


ビクトリア・マース:マース インコーポレイテッド取締役、マース「Full Potential」アンバサダー
「マースでは、歴史的にもリーダーの中でも、女性は非常に力強い存在として活躍してきました。けれども、今以上にできることがあると考えています。私たちは、マースの職場内だけでなく、バリューチェーン全体で、より多くの女性が活躍できるように努力しています。」

「現在の社会でのジェンダー不平等の深刻さと緊急性を考えると、さらなるアクションを取る必要があります。グローバルビジネスが今、耳を傾け、行動を起こさなければ、いつ行動を起こすことになるでしょうか?大規模の変革を推進する際、ビジネスは大きな影響力を持ちます。マースは、このキャンペーンを実施することでジェンダーに関する会話を増加させ、行動を加速させる良い機会だととらえています。『#HereToBeHeard』キャンペーンは、すべての女性の声に耳を傾ける機会を設けることで、ジェンダー平等を促進するアクションにその声を生かすことを目的としています。」


この会話を始めるために、エミー賞受賞歴のある女優・司会者のタメラ・モーリーさんや、ポピー・ジェイミーさん、ハニ・シドーさん、ヘレン・ウーさん、ケリー・ジェラルディさんがインフルエンサーとなってご自身の経験を語り、特設ウェブサイト「beheard.mars.com」を通じて女性が経験をシェアすることを呼びかけます。

タメラ・モーリーさん:エミー賞受賞歴のある女優・司会者
「多くの女性が職場や家庭、日常生活で不釣り合いな障壁や障害に直面し続けていることは、容認できることではありません。全ての女性が可能性を最大限に発揮できるようにするためには、私たちのバックグラウンド、才能、経験の多様性を考慮しなければなりません。私たちの声はすべて聞くに値するものなのです。」

「マースのような大きな企業が、『私たちの取り組みはまだ十分ではない』『今こそ耳を傾ける時だ』と表明するのは勇気あることだと思います。だからこそ、私はマースの活動を支援し、今まで声が届いていなかった多くの女性たちの声に耳を傾けられることにワクワクしています。」


現在、女性は世界人口の51%を占め、世界のGDPに28兆ドル以上の貢献をする可能性を秘めているのにも関わらず、考慮されていない声があります。新型コロナウイルス感染症の蔓延の危機に直面する前でさえ、国連はジェンダーによる機会格差を埋めるには100年以上かかると見積もっていました。今やこのパンデミックは、ジェンダー平等の進展をさらに25年も遅らせています。その影響は、長い期間にわたって見過ごされてきたマイノリティグループの女性にとって、特に壊滅的なものとなっています。

女性の声を集める「#HeretoBeHeard」キャンペーンの第1弾は3月までの期間に実施され、その後、オックスフォード大学サイード・ビジネススクールのオックスフォード・フューチャー・オブ・マーケティング・イニシアティブ(FOMI)によって分析が行われます。その結果は、今年の夏にオックスフォード大学で行われる調査で世界に向けて公表されるとともに、マースの「Full Potential」プラットフォームのアクションプランに反映される予定です。

昨年立ち上げられたこのプログラムは、全ての人にジェンダー平等を推進することを目的としています。マースは、包括性と多様性を取り組みの中心に据えることで、以下のような成果を上げてきました。
  • 13万人のアソシエイト(従業員)の半数以上が女性であるマースの全従業員に対して、ジェンダー平等の賃金を実現
  • リーダーシップチームにおけるジェンダーバランスを43%まで向上させ、リーダーシップチームにおけるジェンダーバランスを100%にすることを目標に掲げる
  • 人道支援団体CAREとのパートナーシップを拡大し、女性を主な受益者とするカカオ調達コミュニティの5万人を支援
  • ジーナ・デイビス研究所およびUNStereotype Allianceと協力して、広告でのジェンダー・バイアス(偏見)やステレオタイプの排除への取り組み
  • マースのジェンダーへのコミットメントと進捗状況の透明性を確保するためにウェブサイトに掲載


「#HERETOBEHEARD 」キャンペーン
マース インコーポレイテッドのグローバルキャンペーン「#HereToBeHeard」は、国連の「SDGs(持続可能な開発目標)」の「第5の目標」をサポートし、ジェンダーの不平等を是正することを目的としています。このキャンペーンは、マースのジェンダーに関する行動のためのプラットフォーム「Full Potential」の一部であり、マースの職場、原料を調達している地域社会、広告の作成方法において、女性のエンパワーメントとジェンダーギャップの解消を目指しています。「Full Potential」のプラットフォームと「#HereToBeHeard」キャンペーンの詳細については、beheard.mars.comとmars.comをご覧ください(英語)。


マース インコーポレイテッドについて
マース インコーポレイテッドは、1世紀以上にわたり、「私たちが望む明日の世界の実現は 今日の私たちのビジネスへの取り組みから始まる」という使命(Purpose)に基づいて事業を展開してきました。この使命は、家族経営のグローバル企業としてのマースの原点にあります。今日、マースは、私たちを取り巻く世界にポジティブな影響を与えることへのコミットメントとして、変革、革新、進化を続けています。

菓子、食品、ペットケア製品およびサービスの多様で拡大するポートフォリオ全体で、13万3,000人のアソシエイト(従業員)全員が、同じ方向に向かって前進しています。年間売上高400億米ドルを誇るマースは、DOVE®、EXTRA®、M&M'S®、MILKY WAY®、スニッカーズ®、ツイックス®、ORBIT®、ペディグリー®、ROYAL CANIN®、SKITTLES®、BEN'S ORIGINAL™、カルカン®/WHISKAS®、COCOCOAVIA®、5™など、世界で愛されているブランドを製造しています。また、獣医療サービスである AniCura、バンフィールド動物病院™、BluePearl®、Linnaeus、Pet Partners™、VCA™を通じて、世界のペットの半数のケアを行っています。

マースは、パートナーと事業を展開する地域社会が繁栄して初めて、企業としての成功を成し得ると考えています。マースの五原則(品質、責任、互恵、効率、自由)は、地球と人々、ペットが繁栄できる明日の世界を創造するために、マースのアソシエイトが日々行動を起こすことを促すものです。


*本資料は2021年1月26日に米国バージニア州マクリーンで発表されたプレスリリースの参考翻訳です。英文の原文と翻訳内容に齟齬がある場合には原文が優先します。


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この企業の情報

組織名
マースジャパンリミテッド
ホームページ
http://www.marsjapan.co.jp
代表者
後藤 真一
上場
非上場
所在地
〒108-0075 東京都港区港南1-2-70品川シーズンテラス7F

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