クアンタムの新しいDXiソフトウェア、バックアップと復元のシステム・パフォーマンスを劇的に改善

Veeam Backup & Replication v10環境でDXi 4.1ソフトウェアを活用することで合成フル・バックアップにかかる時間を数時間から数分へと大幅に短縮

日本クアンタムストレージ株式会社(東京都港区、以下、クアンタム)は、DXiバックアップ・アプライアンスのための高度な機能を備えた新しいソフトウェアを発表しました。このソフトウェアは、バックアップと復元のシステム・パフォーマンスを大幅に向上させるとともに、クラウドベースのアナリティクスを活用してシステムをリモートから監視できます。また、新しいDXi 4.1ソフトウェアをVeeam® Backup & Replication™ v10および新しいFast Clone機能と統合すると、Veeam環境において超高速な合成フル・バックアップを実現でき、大企業によるリソースの利用をより効率化できます。

<Veeam Backup & Replication v10環境における合成フル・バックアップのパフォーマンスを向上>
今日、インクリメンタルなバックアップ戦略を採用することが、ますます一般的になっています。しかし、バックアップ・アプライアンス上で合成フル・バックアップを作成すると、システム・パフォーマンスやネットワークに負荷がかかる場合があります。 この問題に対処するために、クアンタムのDXi 4.1ソフトウェアは、Veeam Backup & Replication v10のFast Cloneテクノロジーを活用することで、合成フル・バックアップのパフォーマンスを高速化します。Fast Cloneは、ファイル間でデータ・ブロックをコピーするのではなく、ボリューム上の既存のデータ・ブロックを参照することで、ファイルが変更された場合にのみ当該ブロックをコピーします。 その結果、合成フル・バックアップの作成が高速化されるほか、ディスク容量に関する要件が低下し、ストレージ・デバイスへの負荷が軽減されます。 クアンタムによるテスト結果と顧客による初期導入結果から、クアンタムのDXiソフトウェアとVeeam Fast Cloneを組み合わせると、大規模なVMの合成フル・バックアップの作成時間を数時間から数分に大幅に短縮できます。

<クアンタムが提供するクラウドベースのアナリティクスを通じてDXiシステムの健全性をリモート監視>
クアンタムの新しいDXi システムは、クアンタムのCloud-Based Analytics(CBA)ソフトウェアに接続できるようになりました。CBAソフトウェアは、クアンタムのシステムと、クアンタムの製品およびサービスの専門家との間のエンドツーエンドの統合コミュニケーションを可能にするクラウドベースのサービスツールです。CBAソフトウェアを使用することで、管理者はセキュアなクラウドベースのポータルを通じてシステムの健全性をリモートで監視できるようになります。 DXiバックアップ・システム上でクアンタムのCBAエージェントが有効になっている場合、同システムはクアンタムのCBAソフトウェアにテレメトリー・データやログ・データを送信します。また、システムおよび環境の健全性と統計情報の監視と追跡に使用できる中央ポータルを管理者に提供するほか、バックアップ環境に関するプロアクティブなビューも提供します。

DXiソフトウェアのその他の拡張点>
DXi 4.1 ソフトウェアには、上記以外にも下記のような新しい拡張点が含まれています。
  • 新しい OST Targeted AIR プラグインによる Veritas NetBackup Targeted Automatic Image Replication(AIR)のサポート
  • 改良されたレプリケーション・ファンイン(fan-in)機能。これにより、DXi9000システムでは最大50:1のファンイン構成を、DXi4800システムでは最大30:1のファンイン構成をそれぞれ実現可能
  • DXi Accentのパス最適化機能によりネットワーク負荷を軽減
  • より柔軟なシステム・メモリ構成
  • VTL DXi4800用の追加仮想テープドライブ(VTD)をサポート
<提供開始時期>
DXi 4.1ソフトウェアは、DXi4800およびDXi9000バックアップ・アプライアンス向けの無償アップグレードとして、本日よりご利用いただけます。

<支持表明>
IDCインフラストラクチャ・システム、プラットフォーム、テクノロジー・グループのリサーチディレクター、Phil Goodwin氏
「企業がデータ保護戦略にクラウドベースのバックアップを追加しているとは言え、従来型のバックアップおよびリカバリ・ソフトウェアは依然として強力です。クアンタムのDXiアプライアンスとVeeam V10の組み合わせは、自社にとって不可欠なハイブリッド・クラウド環境を保護しようとする企業にとって大きな可能性を示すものです。今回のリリースで実現されたより高速な合成フル・バックアップを使うことで、企業はより頻繁にバックアップが行えるようになり、その結果、データ損失のリスクを軽減できるほか、より良いRPO(Recovery Point Objective:回復ポイント目標)を提供できるようになります。」

Veeamの戦略的アライアンス部門統括責任者、David Harvey氏
「クアンタムのDXiは、企業の重要なデータを保護するための価値あるツールとして発展を続けています。Veeam Backup & Replication v10とクアンタムのDXi 4.1ソフトウェアの組み合わせは、ハイブリッド・クラウド環境向けのシンプルかつ柔軟性で信頼できるソリューションとして、データ保護をさらに一歩前進させます。」

クアンタムのセカンダリ・ストレージ部門ゼネラル・マネージャー、Bruno Hald
「バックアップ効率は、ますます分散化する環境を保護しつつ、データセンターのリソースを最大限に活用しようとする企業にとって、重要な優先事項であり続けています。今回の新しいソフトウェアの大幅な機能強化は、帯域幅とインターフェイスの改善によりパフォーマンスを最適化するほか、DXiアプライアンスとバックアップ・アプリケーションとのより緊密な統合を実現します。」

<関連リソース> クアンタムについて
クアンタムの技術とサービスは、お客様のデジタル・コンテンツのキャプチャ、作成、共有を支援し、長期にわたって保存および保護します。データ・ライフサイクルのあらゆる段階に最適なソリューションを搭載したクアンタムのプラットフォームは、高解像度ビデオ、画像、産業用IoTに、最速のパフォーマンスを提供します。これが、世界中の大手エンターテインメント企業、プロスポーツチーム、研究機関、政府機関、大企業、クラウド・プロバイダーがクアンタムで世界を幸福に、安全に、スマートにしている理由です。その方法についてはhttps://www.quantum.com/jp をご覧ください。

お問い合わせ
日本クアンタムストレージ株式会社(https://www.quantum.com/jp/
email: japan_info@quantum.com
Tel: 03-5786-0086(代表)

この企業の関連リリース

この企業の情報

組織名
日本クアンタムストレージ株式会社
ホームページ
https://www.quantum.com/ja/
代表者
マクドナルド・ グレゴリー・ジェー
資本金
4,000 万円
上場
海外市場
所在地
〒107-0051 東京都港区元赤坂1-2-7赤坂Kタワー4階
連絡先
03-6890-3038

検索

人気の記事

カテゴリ

アクセスランキング

  • 週間
  • 月間
  • 機能と特徴
  • Twitter
  • Facebook
  • デジタルPR研究所