川村学園女子大学では、遠隔授業を始めるにあたって、小規模大学であることを生かし、「繋がること、繋がり続けること」を最優先に考え、その内容を考えました。




１．はじめに

川村学園女子大学では、学生の健康を考え５月11日より遠隔授業を始めました。５月と６月は遠隔授業を実施し、それ以降は様子を見て判断いたします。

２．コンセプト

（１）遠隔授業を始めるにあたっては、小規模大学であることを生かし、「繋がること、繋がり続けること」を最優先に考え、その内容を考えました。

（２）まず、通信環境を Microsoft formsを使って調査しました。そして、返事がない学生には一人一人電話をいたしました。その結果ほとんどの学生はスマートフォンを持っていることが判明いたしました。

（３）また、その調査での質問には詳細なQ&Aを速やかにHPに公開することで対応いたしました。

（４）そして、この調査を基にスマートフォンと教科書（またはレジュメ）でできる遠隔授業を目標として、敢えてパソコンなどは買わせない方向に決定いたしました。webカメラなども不要といたしました。

（５）そのため、よく話題になるリアルタイム遠隔授業も学生の通信環境への負担を考え最小限といたしました（用意はしております）。

（６）また、ガイダンスも遠隔で実施することになりましたので、そのためにプレガイダンスを急遽実施いたしました。プレガイダンスの内容は Microsoft Teamsに入れるように誘導することで、これにより学生は自分の履修したいチームへの参加が円滑に進むと期待されます。

３．教員をサポート

（１）より質の高い遠隔授業を実施してもらうことを目的に、川村学園女子大学では教員とも「繋がること」を重視しています。

（２）例えば、専任教員及び非常勤講師に対し、５回にわたってオンラインでの遠隔授業説明会を実施いたしました。また、専任教員及び非常勤講師に対し、それぞれ質問用の掲示板を用意して質疑応答をしています。さらに各種マニュアルやQ&Aを用意しています。

４．以上のように川村学園女子大学では、学生と教員と積極的に繋がりをもちながら、平時の面接授業と同様の教育効果を目指します。

以上

川村学園女子大学　ICT支援委員会


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