COVID-19パンデミックに対抗するため世界の医療・テクノロジー・科学コミュニティが結集し共通のデータベースを素早く構築することを提唱いたします。

データ活用で医療に貢献することを目指すBCプラットフォームとバイオ・アクセラレーターはCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)との戦いに全面的に協力します。

COVID-19が世界のヘルスケアシステムに大きな負担を与えることは明らかです。このパンデミックを克服するためには、情報をリンクし、科学的コミュニティで共有し国を超えて協力することが必要です。BCプラットフォームとバイオ・アクセラレーターはCOVID-19に関するインサイトを加速する情報プラットフォームの提供を通して貢献します。

現在、世界ではCOVID-19の治療の意思決定を迅速に行うためのサポートシステムが構築されつつあります。私たちの目標は、患者さんをリアルタイムの臨床情報、遺伝子情報を使い層別化を行いクリティカルな情報を抽出し、リスクの高い患者さんを特定するなどバランスの取れた医療情報を提供することにあります。そのために臨床データと遺伝子データを統合し、モデリングツールを柔軟に使用することで、医療関係者の予測を視覚化し、様々なシナリオから最適な治療計画を立案できるように支援いたします。
〈事例紹介〉
イギリス・サウサンプトンのNHSトラスト(イギリス・ナショナル・ヘルスサービス・トラスト)、サウサンプトン病院の臨床情報ユニットのディレクター、ジェームズ バチェラー(James Batchelor)教授とBCプラットフォームが協力してCOVID-19と戦っている事例を紹介します。

1.教授のチームはBCプラットフォームを使用して臨床データの統合、ステージングを行い、リスクを層別化し、COVID-19の病状の進行を監視することに取り組んでいます。

BCプラットフォームのシステムはNHS内のCOVID-19の患者さんの多くの治療経験を多面的に解析するツールとして研究所の中で広く利用され、研究成果を臨床診療に素早く結びつけることに成功しています。
チームの目標は経験豊かな医師の臨床的洞察をサポートし、地域ごとの管理方法を迅速に決定することをお手伝することです。
医師はこのシステムを用いて、既往症の病歴とCOVID-19の関係を調査しモデリングするなどにより臨床の方針を決定しています。また公開された疫学データと診療データをリアルタイムに統合し調査、仮説をモデリングして現実に当てはめながらブラッシュアップすることにより病棟割り当てなどを最適化することができます。
リアルワールドデータがデジタルコンテキストに変換され、即時に臨床のリーダーにフィードバックされることで第一線のスタッフをサポートします。臨床医は最新の文献情報とエビデンスを突き合わせながら常に地域の疾患のパターンを理解し、迅速に対応することが可能になります。

2.BCプラットフォームは臨床データの抽出と分析を自動化しました。これにより患者コホートごとのリスクを迅速に層別化することができます。
年齢、既往症、血液検査、画像データなどの情報がデータとして利用されています。

3.弊社のプラットフォームは臨床情報から定期的に情報を抽出し更新するように設定されています。臨床情報はジュピターノートブックにより分析されダッシュボードに表示されます。この情報は地域の疫学的クラスタリングと疾患の広がりを分析することに利用され、パンデミックの臨床に大きく貢献しています。プロトコルの開発と新しい情報のパイプラインは、たった1週間で構築され、臨床試験と実臨床を迅速に分析することが可能になりました。このおかげで極めて情報の限られている集中治療室の重症患者についてイタリア、中国、韓国など異なるロケーションの情報から患者さんにメリットのある情報を収集し、集中治療室ケアのベンチマークを提供することができました。



この一連のプロジェクトにより感染症治療における個別化医療(プレシジョン・メディスン)のためにデータ作成プロセスの自動化し、学術情報と合わせてハーモナイズすることが重要であることが改めて実証されました。

ジェームズ バチェラー教授は以下のようにコメントしています。
「サウサンプトン大学病院およびサウサンプトン大学は、BCプラットフォームのBC | INSIGHT高速データモデリング機能を使用して患者の特性を分析するための構造化データを構築しています。
リアムタイムに統合化されたデータの分析とツールを利用した可視化されたモデリングにより、様々な治療シナリオを検証し治療計画を最適化することができました。

我々は過去2年間BCプラットフォームのシステムを様々な研究に利用してきました。
このシステムの優位性は様々な複雑な事象を簡単に統合し、使いやすいプラットフォーム上で分析を実行できる点にあります。
このプラットフォームの利用により研究を加速し臨床に素早く応用することができます。今後このシステムを用いてがん、喘息、糖尿病などCOVID19関係するあらゆる患者さんのためのプラットフォームを構築することが極めて大切です。」

BCプラットフォームとバイオ・アクセラレーターは、グローバルパンデミックに対応するため世界の医療・テクノロジー・科学コミュニティが結集し共通のデータベースを構築することの重要性を皆さんに訴え、これからも必要な支援を続けていきます。
以下のリンクを参照してください。
https://blog.bcplatforms.com/from-data-to-health-bc-platforms-personalized-healthcare-platform-supports-the-covid-19-global-pandemic
よろしくお願いいたします。

【BC Platformsについて】


BC Platformsは、個別化医療向けに有用なデータ検出および分析プラットフォーム、データサイエンスソリューション提供の世界的リーダーです。当社の高性能なゲノムデータの発見と分析プラットフォームにより、柔軟なデータ統合、安全な分析、分子情報と臨床情報の解釈が可能になります。同社はグローバル・データパートナーネットワークBCRQUEST.comを開発・サポートし、製薬会社および医療研究にゲノムおよび臨床コホートデータを提供しています。BC Platforms のビジョンは、2020年までにヘルスケアと産業界向けの世界有数の分析プラットフォームを構築し、データパートナーのグローバルネットワークから統合された500万件を超える被験者からの多様なゲノムおよび臨床データとサンプルへのアクセスを提供することです。
MITホワイトヘッドプロジェクトのスピンオフから1997年に設立された同社は、20年以上にわたる主要な研究者、開発者、メーカー、ベンダーのネットワークとの緊密な連携に支えられた強力な科学的遺産を持っています。BC Platformsは、スイスのチューリッヒに本社を置き、フィンランドのエスポーに研究開発を、ロンドン、ボストン、バンクーバー、そして最近ではシンガポールで営業とマーケティングを行っています。

【バイオ・アクセラレーターについて】


経験あるベンチャーインキュベーター、バイオ・アクセラレーター株式会社(東京都新宿区、代表取締役高木智史)は、フィンランド・スイスをベースとするBCPlatformsの総合パートナー業務を2020年2月に開始しました。
【会社概要】
会社名     バイオ・アクセラレーター株式会社
所在地     東京都新宿区信濃町3番地 エスコートビル202
HP       http://www.bio-xcelerator.com
資本金     2100万円
設立      2001年 8月
代表者      代表取締役社長兼CEO 高木智史
  
会社名   BCプラットフォーム株式会社                        
         (バイオ・アクセラレーター株式会社100%子会社 )
所在地     東京都港区永田町2-17-17アイオス永田町2F 
HP       https://bcplatform.co.jp 
設立      2018年 10月
代表者     代表取締役  高木智史

【本件の問い合わせ先】  https://bcplatform.co.jp/contact/
           BCプラットフォーム株式会社 企画室 岡野まで


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この企業の情報

組織名
バイオ・アクセラレーター株式会社
ホームページ
https://bcplatform.co.jp/
代表者
高木 智史
上場
非上場
所在地
〒160-0016 東京都新宿区信濃町3番地S.COURTビル202

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