日本製鉄 浄土宗大本山増上寺大殿の屋根瓦に意匠性チタンTranTixxiiⓇが採用 ~チタン製屋根瓦の採用実績で過去最大~

日本製鉄株式会社(以下、日本製鉄)の意匠性チタンTranTixxiiⓇ(トランティクシー)が、このたび浄土宗大本山増上寺大殿(所在地:東京都港区)の屋根瓦として採用が決まりました。施工面積は、4,235平方メートル(約18トン、チタン瓦約6万枚分)であり、これまでのチタン製屋根瓦の採用実績としては、過去最大となります。改修事業は、2021年11月の完工を予定しています。

増上寺※は、2024年に浄土宗開宗850年の節目を迎えるにあたっての慶讃事業を推進されています。1393年の増上寺開創以来の歴史と伝統を盤石な形で将来に繋ぎたいというご意向により、この度、改修事業の一環として、約50年ぶりに大殿の屋根瓦を葺き替えることとなりました。現在の大殿は、1945年の空襲により全焼し1974年に復興したもので、約500トンの土瓦が使用されていますが、これをチタン瓦に置き換えることで、従来の約10分の1に軽量化をはかることができます。日本製鉄の意匠性チタンTranTixxiiⓇを使用いただくことで、軽量化による耐震性が高まるとともに、高い耐食性と意匠性の両立によって瓦の“美しさ”をそのままに長寿命化がはかられ、従来の格調高い屋根瓦の意匠を「時を超えて」、未来に引き継ぎます。

チタンは、戦後実用化された新しい金属であり、世界的には航空宇宙・プラント産業向けが主流です。日本製鉄の意匠性チタンTranTixxiiⓇは、独自の最先端技術によって実現した様々な色彩・色調を、格調高い伝統建築等で表現することで、日本のものづくりにおける“伝統”と“美しさ”を時を超えて発信する世界初のチタンブランドです。

日本製鉄は、常に世界最高の技術とものづくりの力を追求し、国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)にも合致した活動(「住み続けられるまちづくりを」のターゲットである「世界の文化遺産及び自然遺産の保護・保全の努力を強化する」)を通じて、これからも社会の発展に貢献していきます。

※増上寺:
1393年開創。浄土宗(1175年開宗)の東の大本山であり、西の総本山知恩院と並ぶ重要な伝法道場(浄土宗僧侶の資格を取得するために必須の修行が行われる道場)。徳川将軍家の菩提寺としても知られている東京を代表する寺社の一つ。

<事業概要>
(1)事業名 : 浄土宗開宗850年慶讃事業(浄土宗大本山増上寺大殿屋根瓦総葺き替え事業)
(2)事業主 : 大本山増上寺
(3)所在地 : 東京都港区芝公園
(4)設計・施主 : 清水建設株式会社
(5)屋根施工 : 元旦ビューティ工業株式会社
(6)施工規模 : 4,235平方メートル(約6万枚)(チタン使用量:約18トン)
(7)完工予定 : 2021年10月(2020年10月着工)

<参考情報1>
 増上寺では、インターネットからの寄付申し込みを受け付けています。
【浄土宗開宗850年慶讃 大殿屋根瓦総葺き替え事業 瓦志納】
(1)概要:ご寄付者様の芳名とお気持ちの記されたチタン瓦が大殿屋根に葺かれます。
(2)インターネットからのお申込み:https://zojojikawara.peatix.com
(3)お問合せ先:大本山増上寺 浄土宗開宗850年奉賛局
         TEL 03-3432-1431 E-mail zojoji_kaishu850@zojoji.or.jp


<参考情報2>

意匠性チタンTranTixxiiブランドサイト
URL:https://www.nipponsteel.com/product/trantixxii/


お問合せ先:日本製鉄株式会社 総務部広報センター 03-6867-2977
以 上

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この企業の情報

組織名
日本製鉄株式会社
ホームページ
http://www.nipponsteel.com
代表者
橋本 英二
資本金
41,952,497 万円
上場
(旧)東証1部,名証1部,札証,福証
所在地
〒100-8071 東京都千代田区丸の内2-6-1丸の内パークビルディング
連絡先
03-6867-4111

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