ルミネのアートアワード「LUMINE meets ART AWARD 2019-2020」受賞作品発表 グランプリは藤倉麻子さんの「乾燥地帯の街路広告」

受賞2作品は、4名の推薦アーティストの作品とともに
2020年5月よりルミネ館内にて展示スタート!

株式会社ルミネ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:森本雄司)は、「アートのある毎日」を提案するプロジェクト「LUMINE meets ART PROJECT」の活動に取り組んでいます。
ルミネ館内に展示するアート作品を広く一般から公募し、アーティストの発掘と支援を目指すアートアワード「LUMINE meets ART AWARD 2019-2020(略称「LMAA」)」のグランプリ1点、準グランプリ1点の計2点の受賞作品を決定しました。

応募総数466点の作品の中から、グランプリ(1名)に藤倉麻子さんの「乾燥地帯の街路広告」、準グランプリ(1名)に高瑞/KOHSUIさんの「転生Animals」の全2点を2月23日(日)に実施した最終審査にて選出し、東京・南青山の「800°DEGREES NEAPOLITAN PIZZERIA 南青山店」にて授賞式を行いました。

☆グランプリ・・・・・藤倉麻子さん 「乾燥地帯の街路広告」
☆準グランプリ・・・高瑞 / KOHSUIさん 「転生Animals」

本アートアワード「LMAA」では、入選作品を選ぶ審査員に、世界的に有名なアーティストを輩出し、現代アートの第一線で活躍するギャラリスト小山 登美夫氏や、クリエイティブを軸に業界の枠を越えて新しい価値発信をする株式会社スマイルズ 代表取締役社長 遠山 正道氏など、国内外のアート・デザインシーンで活躍する方々をお招きしました。
今回は2019年10月15日(火)~2020年1月5日(日)までの期間に広く作品を公募していました。

アーティストの感性や発想は、わたしたちの日常に新しい発見をくれます。LUMINE meets ART AWARD 2019-2020は、「アートのある毎日を。」をコンセプトに、次世代のアーティストを発掘し、受賞作品をルミネ館内に飾るアートアワードです。

受賞作品は、ルミネのお客さまに作品に触れていただき、楽しんでいただけるよう、アートに精通する審査員が推薦する4名のアーティストの作品とともに、2020年5月19日(火)~6月10日(水)までの間、ルミネ各所のウィンドウに展示する予定です。ルミネを舞台に、アートと人々の自由な出合いの機会を作ります


「LUMINE meets ART AWARD 2019-2020」受賞者集合写真
上段左から
重森淳一、加藤育子さん、小山登美夫さん、永井秀二さん、遠山正道さん、戸塚憲太郎さん、
下段左から
クラークソン瑠璃さん、伊藤彩さん、高瑞 / KOHSUIさん(準グランプリ)、藤倉麻子さん(グランプリ)、森本雄司、東弘一郎さ


「LUMINE meets ART AWARD 2019-2020」公式ウェブサイト↓↓↓
https://www.lumine.ne.jp/lmap/post/LMAA/20191010/award2019-2020/


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総評:LUMINE meets ART AWARD 2019-2020審査員総評
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【小山登美夫ギャラリー代表 小山 登美夫氏】
いつもルミネの審査は、場所が特定されているということもあり、実際の展示がどうなるのかが真剣に議論されます。
今回は昨年よりも、様々なメディアによるプランがでてきました。
多様なアイデアを審査の過程で考えるのもルミネの文化と街に対する提案につながっていき、さらにウィンドウから人々につながっていくと思います。


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グランプリ
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「乾燥地帯の街路広告」/藤倉 麻子(フジクラ アサコ)
◇展示場所:ルミネ新宿 ルミネ2-2F スタニングルアー横 予定

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<作品コンセプト>
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乾いた地の路上に光り続ける電光掲示板とのぼり旗、街頭広告。
それぞれはこの地帯、もしくは地図のない領域の地平線の向こう側の何かの集合の生活現場を放映し、告知する。
生産され、一度路上に置かれた宣伝物や工業製品は、だれに向けてかいつまでか宣言しないまま立ち、機能し続ける。
画の中の景色は、そこの塀の裏、壁の中の水道管のつながる先にある場所かもしれない。
人の手を離れた製品が、物が物として立ち現れる領域で、拡張し、コロニーを築いていく。

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<審査員コメント>
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●TOKYO CULTUART by BEAMS クリエイティブディレクター 永井 秀二氏
広告が溢れる新宿で、今回の作品のタイトル「乾燥地帯の街路広告」をどうウィンドウで表現するのか楽しみです。

●小山登美夫ギャラリー代表 小山 登美夫氏
藤倉さんの映像の風景は、物へのリアルな感覚が色濃く残り未来的でありながらノスタルジックなところが魅力的です。

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受賞者プロフィール
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1992年生まれ。東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。
工業製品やインフラストラクチャーが自律を獲得し、運動する様子を描き出す作品を展開している。
道具から道具性をはぎとり、日常において忘却される都市の存在を示す。
第22回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品選出。


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準グランプリ
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「転生Animals」/高瑞/KOHSUI(コウスイ)
◇展示場所:ルミネ新宿 ルミネ2-2F サラベス横 予定

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<作品コンセプト>
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この作品は自身の野生動物になりたいという変身願望から着想したものです。
日常的な置物を改造し野生動物の瑞々しさや荒々しさ、尊さを加えることを試みた作品と、自作の着ぐるみを展示します。
この作品の根底には、アイデンティティや社会的なしがらみから逃れたいという自分自身の変身願望と、人間の地球環境に対する放漫さへの怒りがあります。
動物に転生するというフィクショナルなイメージを示すことで自然環境と人間の関係について、あるいは現代社会の難しさについて考え、抵抗を試みています。

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<審査員コメント>
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●株式会社スマイルズ 代表取締役社長 遠山 正道氏
都市生活者の言葉にならないおかしみと哀しみがポツンとある。分からなくてもがいているような作品。

●スパイラル/株式会社ワコールアートセンター ギャラリー担当チーフ・キュレーター加藤 育子氏
置物と着ぐるみ。飾りの動物が持つ「静と動」の対比から、ウィンドウに命が灯り、新たな発展となることを期待します

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受賞者プロフィール
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彫刻家。
「変身」や「野生」をテーマに、自然の美しさを還元するように、あるいは野生の荒々しい美しさを喚起するように作品を制作している。


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推薦アーティスト
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伊藤 彩(いとう あや)氏
推薦人:小山 登美夫(こやま とみお)氏
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◇展示場所:ルミネ新宿ルミネ2-1F 甲州街道 ショーウィンドウ
作品タイトル:「LOVE POWER VER.3」

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<プロフィール>
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1987年 和歌山生まれ。
2011年 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻修了。
英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート 交換留学
http://koyamaartprojects.com/artists/aya-ito/


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東 弘一郎(あずま こういちろう)氏
推薦人:遠山 正道(とおやま まさみち)氏
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◇展示場所:ニュウマン新宿 2F NEWoMan ART Wall.
作品タイトル「廻転する不在」

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<プロフィール>
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1998年 東京都生まれ。東京藝術大学美術学部先端芸術表現科卒業。
同大学院美術研究科先端芸術表現専攻進学予定。
自転車と金属を組み合わせて、主に動く立体作品を制作している。
宮田亮平賞受賞。コミテコルベールアワード2018,2019連続入選。
CAF賞2019ファイナリスト


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黒川 知希(くろかわ ともき)氏
推薦人:永井 秀二(ながい しゅうじ)氏
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◇展示場所:ルミネ新宿 ルミネ2-1F 東南口ショーウィンドウ
作品タイトル:「First exit」

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<プロフィール>
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1975年 三重県生まれ。画家。
2000年よりイラストレーターとして活動を開始。
おもな活動分野は書籍、CDジャケット、ファッションなど。2008年より絵画制作を開始。
NANZUKAに所属。
http://tomokikurokawa.tumblr.com


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クラークソン瑠璃(くらーくそんるり)氏
推薦人:加藤 育子(かとう いくこ)氏
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◇展示場所:ルミネエスト新宿 新宿駅東口ロータリー沿いショーウィンドウ
作品タイトル:「母」

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<プロフィール>
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ことばとフェミニズムの関わりを物語性の高い絵柄で描くクラークソン瑠璃。
香港で刺繍をはじめ、中国・東欧の刺繍、浮世絵に影響を受ける。ポピュラーカルチャーと現代アート、ファッションでボーダーレスに活動。
「悶悶WORDS―現代家族のことば刺繍」と名付けたシリーズでは「婚活」や「育メン」など現代のキーワードを、だじゃれや連想をもとに刺繍した作品を発表する。
慶応義塾大学環境情報学部卒(2005)、SICF14準グランプリ(2013)AIT(アーツ・イニシアティブ・トウキョウ)ゼミ修了(2014)
http://www.ruriclarkson.com/

この企業の関連リリース

この企業の情報

組織名
株式会社ルミネ
ホームページ
http://www.lumine.ne.jp/lumine_info/index.html
代表者
森本 雄司
資本金
237,520 万円
上場
非上場
所在地
〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-2-2JR東日本本社ビル10F
連絡先
03-5334-0550

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