ペイオニア、150か国対象の「フリーランサー収入レポート2020」発表

ギグ・エコノミーを牽引する人口動態や動機など働き方の未来が明らかに フリーランスにより経済の成長機会が拡大し、ジェンダーの賃金格差を解消へ



ニューヨーク (2020年2月5日)グローバル市場における企業の成長を支援するデジタル決済プラットフォームであるペイオニア では、本日、150か国の7,000人を超えるフリーランサーの調査に基づいて、「フリーランサー収入レポート2020」を発表しました。本調査では、フリーランサーの実態や動機、優秀な人材とビジネスを結び付けグローバルなコラボレーションを強化する方法に関する新しいインサイトを提供することを目的としており、現状に甘んじず、意欲的に挑戦しようとしているフリーランスの実態を示しています。また、雇用機会の拡大、独立、収入の増加、賃金平等の方向への期待がフリーランスの人気を高めていることが明らかになりました。

今日のギグ・エコノミーにおいて、SNSやグローバルマーケットプレイス、オンライン決済プラットフォームの登場により、自身のキャリアパスを具現化するために必要な全てのツールが備えられているといえます。フリーランスというライフスタイルによって、フルタイムのキャリアを築くほか、「副業」としたり、退職後のキャリアを延長したりすることができます。

ペイオニアのCEO であるスコット・ガリット(Scott Galit)は、次のように述べています。「フリーランス経済は過去10年間で飛躍的に成長しており、働き方の未来が到来したと断言できます。フリーランサーが成長し、他者とつながり、成功させることを妨げる障害がなくなってきています。現在、世界各地のあらゆる職業のフリーランサーが仕事を獲得し、自身で賃金を設定し、スキルを売り込み、希望する方法とタイミングで報酬を得ることができます。ペイオニアは、グローバルなビジネスに関わる複雑さと不安を取り除き、ビジネス拡大の機会を活かしやすくする金融サービスを提供し、国境に関係なくどこにいても最高の人材とビジネスができるようにすることを目指しています」と言っています。

■調査結果ハイライト

フリーランサーは若者に対して明るい未来
フリーランサーの労働力は全体的に非常に若く、調査対象者のうち、35歳未満が約70%、25歳未満が21%でした。この動きはアジア圏において顕著で、82%が35歳未満でした。一方、北米でも割合は高いものの、47%にとどまっています。

全般的に、キャリアの初期と終盤はフリーランスで過ごす可能性が高い一方、家族を養う時期には、安定した給与と得られる安心感から、会社に所属する仕事を探す傾向にあります。また、経験を積んだ労働者が高い賃金を要求する一方で、フリーランスという働き方により、経験の少ない人が技術を磨き、ブラッシュアップできるため、賃金における格差は将来縮小する可能性があります。さらに、学士号取得が高賃金と直接つながらず、学歴はフリーランサーの高収入と必ずしも相関しないといえます。つまり、働き方の未来は、従来の教育での成果に加え、レビュー、レファレンス、豊富なポートフォリオが重視されることを示しています。

仕事の満足度は収入機会と関連
フリーランサーは、自身で管理するという自由と柔軟性に価値を見出しますが、幸福度は収入と最も密接に関連しています。世界的に、フリーランサーの平均時給は21ドルとなり、2018年の調査結果である19ドルよりも上昇し、調査対象国の多くの平均給与よりも非常に高くなっています。フリーランスのみで働く人は、会社でも働く副業の人と比較し、時給が高く、ライフスタイルにも満足しています。フリーランサーの収入が増加する一方、フリーランスを活用する企業側も場所や諸経費を気にせずに優秀な人材に依頼でき、双方の満足度が高まっているといえます。

賃金の平等に向けた重要な一歩
レポートで明らかになった前向きな傾向の一つが、フリーランス市場において女性が増加し、平均賃金も一般の労働力に先んじて上昇しているということです。女性のフリーランサーの賃金は、男性の全業界の平均収入の84%に上り、改善の余地はまだあるものの、世界経済フォーラムでは女性労働者の賃金が全労働者平均の64%と報告されており、非常に格差が小さくなっているといえます。ただし、業界間で差があり、金融やプロジェクト管理などは、ジェンダーの格差が顕著に残り、マーケティングやウェブ、グラフィックデザインの分野では、男性よりも女性の方が高い収入を得ています。

ペイオニアのゼネラルマネージャーであるエヤル・モルドヴァン(Eyal Moldovan)は、次のように述べています。「ミレニアル世代とZ世代は、独立など幅広く新しいチャンスを望んでおり、先進国では54%という非常に高い割合の人が、起業を考えているか既に開始しています。さらに、フルタイムの仕事についている人のうち64%は、収入増加やスキル拡大の機会を前向きに考えています。一方、年齢が上の世代は、技術のトレンドとツールが次々に変化する世界で、仕事とのつながりを維持し、スキルを保持しながら伸ばす手段としてフリーランスを捉えています。全体的に、フリーランサーと企業の両方が恩恵を受けるようになり、以前は斬新な探求であると思われていたフリーランスという働き方が、働くことの本質を再定義しています」

「フリーランサー収入レポート2020」レポート本文(英語)は、下記よりダウンロードしてご覧ください。
https://explore.payoneer.com/2020-freelancer-income-report/

プレスリリース原文(英語):
https://www.businesswire.com/news/home/20200205005129/en/Future-Work-Freelance-Economy-Offers-Unparalleled-Opportunity

ペイオニア(Payoneer)について:
ペイオニアのミッションである「go beyond」とは、さまざまな境界や限界、期待を超えるよう企業をサポートすることです。ペイオニアは、国内取引のような手軽さで国際商取引を実現し、新しいビジネス機会へのアクセスを可能にすることによって、世界中どこにいてもあらゆる規模のビジネスを遂行可能にします。
今日のデジタル世界において、ペイオニアのプラットフォームは、200以上の国と地域における数百万のフリーランス、中小企業、マーケットプレイス、大手企業の国際商取引を効率化します。ペイオニアは、コンプライアンスを遵守し、安定したテクノロジー、オペレーション、金融基盤を備え、国際商取引の決済、ワーキングキャピタル、税務ソリューション、決済基盤、リスク管理に関する一連のサービスを提供しています。(※)

また、新興市場の意欲的な起業家からAirbnb、Amazon、Google、Upworkなどの世界をリードする大手企業に至るまで、顧客の成長を促進し、簡単かつ安全な国際商取引を可能にしています。 2005年に設立されたPayoneerは、収益性が高く、世界中に事業拠点を置いています。
「one world, one platform, endless opportunity.」をかかげるペイオニアについて、詳しくは https://www.payoneer.com/ をご覧ください。

※日本では対応していないサービスもございます。
本件に関するお問合わせ先
ペイオニア PR事務局
担当: 松本/マートライ
Tel: 03-4580-9134 Email: payoneer@prap.co.jp

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この企業の情報

組織名
ぺイオニア・ジャパン株式会社
ホームページ
https://www.payoneer.com/ja/
代表者
Galit Scott
資本金
0 万円
上場
非上場
所在地
〒107-0062 東京都港区南青山5-4-27Barbizon
連絡先
03-4580-9134

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