金沢大学がDMM.comおよびNEDOとそれぞれ協定を締結 -- アントレプレナーシップ教育・起業家支援のさらなる推進を目指す



金沢大学(石川県金沢市)は11月19日、合同会社DMM.com(東京都港区)と「地方創生に資するアントレプレナーシップ教育推進に関する連携協定」を締結した。また11月20日には、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と「起業家支援に係る相互協力の覚書」を締結。これらの締結により、学生のアントレプレナーシップ教育や起業家輩出に向けた環境構築、起業家の地域定着などについてそれぞれ相互に協力し、取り組みを推進することを目指す。




 金沢大学では、大学発ベンチャーの創出や研究成果の社会実装のほか、地方創生・学生の地域定着の観点から学生のアントレプレナーシップ教育を推進してきた。
 このたび、こうした取り組みをさらに進めていくために合同会社DMM.comおよび国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と、それぞれ協定を締結した。

■合同会社DMM.comとの「地方創生に資するアントレプレナーシップ教育推進に関する連携協定」
 DMM.comは、動画やアニメなどのコンテンツ事業や英会話などの教育事業、水族館などの施設運営といったソフトウェア・ハードウェア両面で40を超えるさまざまな事業を手掛けており、多種多様なジャンルのビジネス展開で培ったノウハウと知見を有し、世界屈指の起業文化を形成している。
 このたびの協定により、DMM.comの起業ノウハウと同大の教育・研究成果を融合させ、相乗効果を発揮することで、学生のアントレプレナーシップ教育のほか、起業家輩出に向けた環境構築、起業家の地域定着など地方創生に資する取り組みを加速させることを目指す。
 両者は11月19日に東京都内で協定を締結し、共同会見を実施。会見で山崎光悦学長は、アントレプレナーシップを持つ人材養成の必要性とその推進に向けた抱負を述べ、DMM.comの山本弘毅執行役員からは、同社の事業の拠点地域でもある石川の創生に資する新事業の創出や起業家の地域定着に向けた連携への意欲が示された。

■国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)との「起業家支援に係る相互協力の覚書」
 また同大は11月20日、NEDOと覚書を締結。締結式ではNEDOの久木田正次理事から、NEDOが実施するベンチャー支援事業の紹介と、これらの取り組みを通じた大学発ベンチャー創出に向けた抱負が述べられた。また、金沢大学の福森義宏理事(社会連携担当)が、連携により同大が取り組むアントレプレナーシップ教育やビジネスコンテストなど、本学のベンチャー創出支援環境の充実と研究成果の社会実装の推進に向けた抱負を語った。
 NEDOは事業の柱の一つとして「研究開発型ベンチャーの育成」を推進しており、今後はそれぞれ実施してきた研究開発型のベンチャーの育成支援やビジネスコンテストなどにおいて相互協力し、相乗効果を発揮することで、金沢大学発ベンチャー創出のほか、ベンチャー支援人材やオープンイノベーションを生み出す人材の育成、学生のアントレプレナーシップ教育を加速させることを目指していく。

▼本件に関する問い合わせ先
金沢大学 総務部広報室
住所:〒920-1192 石川県金沢市角間町
TEL:076-264-5024


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