◆関西大学高槻ミューズキャンパス内に「災害マンガ・絵本コーナー」を設置◆



関西大学高槻ミューズキャンパスでは、学生ならびに地域への防災啓発の取り組みとして、今年7月に「災害マンガ・絵本コーナー」を構内の地域開放エリア「安全ミュージアム」内に設置しました。そこには過去の災害を忘れず、教訓として未来に生かしたい、という強い想いが込められています。




【本件のポイント】

・高槻ミューズキャンパス内の地域開放エリアに「災害マンガ・絵本コーナー」を今年7月に設置
・過去の教訓を生かし、未来に伝承していくために、災害をわかりやすく学べるマンガや絵本を配架
・学生のみならず、地域の方々にも防災への意識向上を促し、地域防災力アップを目指す


■ リアルな伝承媒体として、高いポテンシャルを有する「マンガ」
 未来を安全・安心に生きるためには過去の災害から教訓を得て、伝承していかねばなりません。しかしながら災害に関する文献は少し堅いイメージ...。そんな思いに応えるべく設置したのが「災害マンガ・絵本コーナー」です。配架書籍は20冊程度と小規模ではありますが、今後順次追加していく予定です。



 最近の研究(社会安全学部・近藤誠司准教授)で、災害マンガは災害の実像や被災することのリアリティを伝承するポテンシャルを有することが発表されました。近藤准教授は「災害マンガは登場人物の心情をリアルに伝えることにおいて、極めて表現の自由度が高いメディア。伝承メディアとして有効に活用していくにはまだ課題もあるが、災害によって何が失われたのかを実感することができる点は、特筆すべき特性である」と分析しています。



■ 生涯学習の地域拠点として開放。防災・減災を題材にした資料が並ぶ「安全ミュージアム」
 社会安全学部のある高槻ミューズキャンパスには、西館2階に「防災・減災・危機管理」などの学部の学問領域を題材にした資料を展示する「安全ミュージアム」を設置しています。そこには、災害時の食料や防災グッズ、駅ホーム・踏切にある非常ボタン装置や電車用信号、実際の事故車両などが展示されています。



■ 学生のみならず地域にも防災意識の向上を働きかけ!地域共生型都市キャンパス
 同キャンパスはJR高槻駅前に立地し、高槻市が提唱する「安全・安心なまちづくり」をともに目指す地域共生型の都市キャンパスです。災害発生時の地域住民の一時避難所にも指定されており、構内には様々な防災機能を整備。地域交流の拠点として、子ども連れのママも多く訪れるため、ちょっとした隙間時間に子どもへの読み聞かせとして活用してもらえれば、教訓の伝承ならびに地域防災力の向上にもつながります。



<主な配架書籍>
・『3.11あの日を忘れない』シリーズ(秋田書店)
・『ふくしまのーと』シリーズ(竹書房)
・『津波!!命を救った稲むらの火』(汐文社)
・『ひさいめし~熊本より~』(マッグガーデン)
・『萩尾望郁作品集 なのはな』(小学館)
・『よしお君とでろりん~地震と津波のお話』(日本港湾協会)
・『自衛隊の''泣ける話''』(ジーオーティー)


▼本件の詳細▼
関西大学プレスリリース
 http://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/pressrelease/2019/No36.pdf

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【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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連絡先
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