多くの旅行需要が期待される『春節』休暇

三井住友アセットマネジメント株式会社(代表取締役社長 兼 CEO:松下隆史)は、経済イベントや市場動向に関するマーケットレポートを日々発行しております。このたび、マーケットレポート「多くの旅行需要が期待される『春節』休暇」を2019年1月30日に発行いたしましたので、お知らせいたします。

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『春節』は、中国の三大節句(『春節』・端午節・中秋節)の一つで、旧暦の元旦(旧正月)のことです。旧暦のため、『春節』の期日は年によって変わりますが、毎年概ね1月半ば~2月半ばの期間となります。2019年の『春節』は2月5日で、休暇期間は2月4日~10日の7日間です。中国では新暦の正月よりも『春節』を盛大に祝う習慣があり、多くの人が帰省や旅行をするなど、国内外の消費に与える影響も大きくなっています。

【ポイント1】『春節』の旅行者数は約4億人
質の高い旅行を求める傾向が強まる
■オンライン旅行会社の大手である携程旅行網(シートリップ)によると、2019年の『春節』休暇期間中の旅行者数は約4億人に達すると予想されています。高速鉄道など国内の交通網が発達したことなどが背景です。
■国内の旅行需要は着実に増加しています。国務院新聞弁公室によれば、今年の春運(『春節』期間の帰省等に伴う特別輸送体制)は1月21日から3月1日までの40日間で、その間の鉄道や飛行機等各種輸送手段による旅客輸送量は延べ29億9,000万人(前年同期比+0.6%)になる見通しです。質の高い旅行を求める傾向が強まる中、旅行関連機関は、輸送力とマナーの向上を進め、信用レベルの高い運行に努める、と報道されています。

【ポイント2】海外旅行者数は700万人
日本は引き続き人気旅行先の第2位
■一方、 『春節』休暇期間中の海外旅行者数は前年比50万人増の700万人が見込まれています。予約ベースのツアー代金は1人当たり1万元(約16万円)と前年比で5%増となっています。
■人気の旅行先上位10カ国中、日本は前年に続き2位となっています。最近の観光は買い物を中心とした「モノ消費」から、旅先での経験や文化をじっくり味わう「コト消費」重視の傾向が強まっています。こうした中、中国でも日本の人気が高まっている模様です。

【今後の展開】中華圏や東南アジアからの訪日によるインバウンド消費に期待
■『春節』休暇は、中国のほか台湾や香港など、中華圏の大型連休です。他に東南アジアでも『春節』連休があります。今年の『春節』も、中華圏や東南アジアから多くの外国人が訪日することが見込まれ、日本のインバウンド消費を支えると期待されます。


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組織名
三井住友DSアセットマネジメント株式会社
ホームページ
https://www.smd-am.co.jp/
代表者
猿田 隆
資本金
200,000 万円
上場
非上場
所在地
〒105-6426 東京都東京都港区虎ノ門1-17-1虎ノ門ヒルズビジネスタワー 26階
連絡先
03-6205-0200

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