SAS Institute Japan年頭所感

新年明けましておめでとうございます。
旧年中は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

おかげさまで、SAS Institute Japan(以下SASジャパン)は、2018年度もすべてのビジネスセグメントにおいて、大きく成長し過去最高の売り上げを更新しました。金融業、保険、証券業およびライフサイエンスの分野で大きな成長が見られた他、近年成長著しい製造業、サービス業、リテール業など幅広い産業においてAI(人工知能)テクノロジーの活用や、高度なIoTソリューションの導入案件が増加しました。SASのコンサルティング・サービスと製品ソリューションが一体となり、お客様のデジタルイノベーションを支援する機会がますます増加しこの成長をけん引しています。パートナー様を含むSASを中心としたエコシステムが大きく成長し、お客様を全面的にサポートする体制がより強固なものになりました。

2018年は、多くの金融機関がFATF(Financial Action Task Force、金融活動作業部会)の対日審査に向けた取り組みを本格化させ、この分野に強力な実績を有するSASのアンチ・マネー・ロンダリング(AML) ソリューションの導入が加速しました。これは、SASが提供するAMLソリューションが、マネー・ローンダリング対策及びテロ資金対策に関する国際的基準を満たすための支えとなっており、日本の金融業のお客様から高い評価をいただいた結果と言えます。またライフサイエンス分野においては、グローバルでのデファクトともいえるSAS Clinical Trial Data Transparency (CTDT)の導入が加速しています。これは、グローバルの大きな潮流でもあるライフサイエンスにおける臨床試験データの公開に対する、日本国内の製薬会社の取り組みを、SASが強力に支援していることを示しています。SASは、2019年もこの取り組みを継続して強力に推進してまいります。

2018年は、AIやIoTなどのテクノロジーの本格的な活用が進んだ一年でした。SASとして数々の先進事例を発表することができました。これらの事例には、日本コープ共済生活協同組合連合会様とSASによるAIテクノロジーを活用した査定業務の高度化の着手や、三菱重工航空エンジン様の、SASのAIテクノロジーによるスマートファクトリー化の促進、三菱UFJ銀行様の「データ分析民主化基盤」へのSAS® Viya®導入などがあります。この他にも、メガバンクにおけるAIを活用した新たな金融サービスの開発プロジェクトやAIスコアリングによる査定業務など、AIの既存業務への取り組みが加速した一年でした。

研究開発分野においてもAIテクノロジーの本格的な展開が進み、東北大学大学院 医学系研究科様の乳がんエコー画像診断研究や、自治医科大学様の循環器疾患予防研究を、AIプラットフォームであるSAS Viyaで支援いたしました。SASは、データ活用により社会課題を解決する取り組みである「Data for Good」の一環として、これらの活動を2019年も引き続き推進してまいります。またAIテクノロジーの活用は、製造業の研究開発部門でも加速しており、従来の数値解析などデータに基づく活動に、マテリアルズ・インフォマティクス、バイオ・インフォマティクスなどのような、AIや機械学習を積極的に適用する流れが進んでいます。

さらにマーケティング分野においても、SASの最先端アナリティクス技術を活用したリアルタイム・アナリティクスや、ハイパー・コネクテッド・マーケティング・オートメーションの実現が加速し、ふくおかフィナンシャルグループ様による、SASの最先端リアルタイム・アナリティクス技術を活用したオムニチャネル・マーケティングの実現や、JCB様の「SAS® Customer Intelligence」を導入したマーケティングオートメーションの実現などの事例を発表させていただきました。

2019年は、引き続きデジタルトランスフォーメーションが加速し、AIやIoTなどの最先端のアナリティクス技術の実業務への適用が進んでいきます。SASは、デジタルトランスフォーメーションに欠かせない、アナリティクスモデルの管理、実業務への展開、実行結果の評価までの一連のアナリティクス・ライフサイクルを提供するSAS Viyaを通じて、アナリティクスのオペレーショナル化およびガバナンス機能によるAI/アナリティクスが導き出した結果への説明責任に対する企業の取り組みを支援していきます。また、SAS Viyaのオープンなアーキテクチャにより、市場に広まるオープンソース・アナリティクスの世界にイノベーションをもたらす新たな取り組みを推進していきます。さらにカスタマー・インテリジェンス、リスクマネジメント、不正防止、データマネジメントなど、最先端のAI/アナリティクスソリューションにより、お客様のデジタルイノベーションを益々支援できるよう、パートナー各社様との連携も強化いたします。

新規ビジネスの拡大だけでなく、大切なお客様とのリレーションシップ強化も進めてまいります。昨年開催したSAS Customer Innovation Networkなどでは、急速に加速するデジタル化にとってデータ分析からインサイトを得るアナリティクスの重要性と課題に対し、業種を超えた情報交換や交流の場を提供してまいりました。お客様からもこのような機会の創出に対する弊社への期待の声を多くお聞きします。弊社の持てる様々なアセットを駆使し、アナリティクスを核としたお客様のイノベーション推進を、より包括的にお手伝いすべく取り組みを充実してまいります。

社会貢献の取り組みとしては、恒例となった小学生向けの統計教育イベント「なつやすみ親子でデータサイエンス」に加え、2020年から小学校でのプログラミング教育が必修化されることを受け、SASではプログラミング教育をサポートするプロジェクトを昨年より開始しています。また、大学と連携し実用的データサイエンス・スキル認定プログラムを推進し、客観的で実用的なデータサイエンス・スキル評価の支援も引き続き実施いたします。

このようにアナリティクスのリーディング・カンパニーSASならではの社会貢献の取り組みを継続し、豊かで革新的な社会実現への一助となれるよう、社員一同全力を尽くす所存です。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

<SAS Institute Inc.について
SASは、アナリティクスのリーディング・カンパニーです。SASは、革新的なアナリティクス、ビジネス・インテリジェンス、ならびにデータ・マネジメントに関するソフトウェアとサービスを通じて、83,000以上の顧客サイトに、より正確で迅速な意思決定を行う支援をしています。1976年の設立以来、「The Power to Know®(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

この企業の関連リリース

この企業の情報

組織名
SAS Institute Japan株式会社
ホームページ
http://www.sas.com/jp
代表者
堀田 徹哉
資本金
10,000 万円
上場
未上場
所在地
〒106-6111 東京都港区六本木六本木ヒルズ森タワー 11F
連絡先
03-6434-3000

検索

人気の記事

カテゴリ

アクセスランキング

  • 週間
  • 月間
  • 機能と特徴
  • Twitter
  • Facebook
  • Google+