◆関西大学、大阪医科大学および大阪薬科大学が医工薬連環科学分野における連携協力・推進協定を締結◆文科省「大学教育充実のための戦略的大学連携支援プログラム」を発展的に展開~学生・若手研究者も交えたフレキシビリティのある共同研究創出の場を醸成~



このたび関西大学、大阪医科大学および大阪薬科大学(以下、3大学)は、3大学間で構築してきた医学・工学・薬学・看護学を融合した「医工薬連環科学」分野における教育・研究・社会貢献事業において、3大学が保有するリソースを活用し、より密接かつ高度な相互協力を推進していくことで合意に達し、12月25日に連携協力・推進協定を締結しました。




【本件のポイント】
・2009年度文部科学省「大学教育充実のための戦略的大学連携支援プログラム」事業の発展版
・医工薬連環科学分野(医学・工学・薬学・看護学)における高度な大学間連携活動
・学生や若手研究者を交えたフレキシビリティのある共同研究創出の場を醸成

本協定は、2009年度に採択され、以降10年間継続してきた文部科学省「大学教育充実のための戦略的大学連携支援プログラム」事業を更に発展させ、研究分野の内包により新たなステージへと進むために締結するものです。共同で組織する「三大学医工薬連環科学教育研究機構」を拠点として、医・工・薬学分野の相互理解を助ける教育プログラムの拡充、および学部学生や大学院生を含む若手研究者を交えたフレキシビリティのある共同研究創出の場を醸成し、その成果を社会に還元します。

■ 背景
医療・福祉の発展に工学の力は欠かせない。機械工学分野における各種医療用装置や手術用ロボットの研究、高分子応用研究による医療材料の開発など、工学の貢献は著しいものがある。しかし、人体を対象とする医学・薬学と、モノを対象としてきた工学との連携体制は十分ではない。本格的な医・工・薬学分野の連環を実現するためには融合した教育体系・研究基盤の構築が求められている。

■ 3大学連携の経緯
3大学では、2003年から適時学術交流に関する協定や覚書を交わし、教育・研究の発展と充実に向けて取り組んできた。その中で上記文科省事業の採択を機に、3大学で「医工薬連環科学教育研究機構」を立ち上げたほか、2011年から学部学生や大学院生を含む研究者間による活発な研究交流会を毎年実施してきた。また、それぞれの大学の特質を生かした連携活動の実績は、2016年の文部科学大臣表彰科学技術賞(理解増進部門)を受賞したことによっても顕著である。


(関西大学:芝井 敬司 学長 コメント)
本学の理工系分野の発展はこの交流があってこそであり、医学・薬学分野との融合によって両大学に導いていただいたものだと承知している。今後もお互いに助け合いながら、高度で密接な関係を築いていきたい。

(大阪医科大学:大槻 勝紀 学長 コメント)
関西大学のモノづくり分野のノウハウと大阪薬科大学の創薬の知識を融合しながら、医工薬連環の研究交流を一層深めて、市民にとっても有益なものを提供していきたい。

(大阪薬科大学:政田 幹夫 学長 コメント)
一つの専門分野では何もできない。医薬品医療機器の開発には理工の力が必要。医療の発展には「医工薬」で手を組まないといけない時代。今後もこの関係を何年も継続していけるように協力していきたい。


▼本件の詳細▼
関西大学プレスリリース
http://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/pressrelease/2018/No77.pdf

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【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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