日本最大級の自作ハードウェアコンテスト「GUGEN2018」 大賞決定!

 株式会社ピーバンドットコム(本社:東京都千代田区、東証マザーズ上場 3559)は、日本最大級の自作ハードウェアコンテスト「GUGEN2018 展示会・授賞式」を2018 年 12 月 2 日(日)にアクセンチュアイノベーションHUB東京にて開催いたしました。
「ユーザーの課題を解決する“未来のふつう”となるアイデア・製品を具現(GUGEN)化する」をテーマに、1次審査を通過した61作品のうち58作品を同会場にて展示しました。そして、さらに絞られたノミネート6作品のプレゼンテーションを経て、4名の審査員による審査員得点および来場者得点の総合点をもとに、大賞1作品、優秀賞2作品、Goodアイデア賞1作品、学生賞1作品を表彰いたしました。ここに、その結果概要をご報告いたします。


 GUGENは、「ものづくりに関わる人たちをもっとクローズアップさせたい」という弊社社長田坂正樹の思いから始まりました。2009年に開催した「電子工作コンテスト」から数えて10回目となります。10回目という節目にあたり、あたらしい取り組みとして一般社団法人MAが主催するMA2018ヒーローズ・リーグと連携し、ものづくりでツナガる、日本最大級のものづくりの祭典「FESTA 2018」内で展示会・授賞式を執り行いました。これにより今までの参加者層とは異なる参加者層も取り込むことができ、より盛り上がりのある展示会・授賞式となりました。

 近年の大きな特徴としまして、学生の方の参加が増え、またレベルも格段に向上してきております。そのような背景も踏まえ、今回GUGENでは未来を担う学生を讃える「学生賞」を設置いたしました。

 表彰式においては、第1回「GUGEN」より審査員を務めるITジャーナリストの林信行氏は、「今回10年目を迎えたGUGENであるが、近年の作品の質の高さは目を見張るものがある。ノミネート6作品を選ぶだけでも、審査員の中でも難儀するくらいのハイレベルな作品が非常に多くあった。GUGENのコンセプトである「課題解決」「実用性、商品性のある製品」が浸透してきた証拠である。次回以降も、さらなるハイレベルな作品の応募を期待する」と総括しました。対して、弊社取締役COO後藤は、「未来のふつうは誰にもわかりません。今回残念ながら受賞されなかった作品も、受賞作品と等しく可能性は秘めていると思います。大事なことは開発を止めないで、続けていくことと思っております。今回の出展をゴールラインと定めず、改善・改良を継続していただき、また来年お会いしたいと願っています」と全作品、全出展者の可能性を講評しました。

 ものづくりには、新しい価値を生み出したり、豊かな社会に向けたイノベーションを起こしたりする力があります。株式会社ピーバンドットコムは、今後もGUGENを通じて、ものづくりの裾野拡大と設計・開発に携わる人達を支援していく所存です。皆さまのご支援ご鞭撻何卒よろしくお願いいたします。

【表彰結果概要】
■「GUGEN 2018」ノミネート6作品
・作品NO.002 Knotty / チーム名:Studio PLAYFOOL
・作品NO.033 elet - 簡単電気共有プラットフォーム / チーム名:tapioka-eng
・作品NO.037小型軽量の小児用の電動義手 / チーム名:小林 冬弥
・作品NO.057 Smart Bin / チーム名:Florian PICOT/Alexandre DARDAINE
・作品NO.075 MIDIオルゴール / チーム名:株式会社スリック
・作品NO.104 PAX / チーム名:MITSUKE STUDIO from 法政大学大学院

■「GUGEN 2018」大賞
ノミネート作品を選出するだけでも難儀するくらい、出展作品のクオリティが高い中、大賞は「完成度が高い作品」「卓越したアイデアと独創性に富んだ作品」という観点から、GUGEN審査員満場一致で「Knotty」が選ばれました。

大賞  :◇作品NO.002 Knotty
チーム名:Studio PLAYFOOL
スイッチのブロックとアウトプットのブロックとを「魔法のひも」でつなげると、誰もが簡単にオリジナルのおもちゃを発明することができる作品。子供が自分自身でテクノロジーと向き合い、探究し、自分なりの使い方を発見することができます。作品を作るにあたり試行錯誤を繰り返しながら、実証実験がしっかりされている。世界中の子供達に「つくる喜び」を与えてくれる「魔法の製品」として期待が持てます。

優秀賞 :◇作品NO.033 elet - 簡単電気共有プラットフォーム
チーム名:tapioka-eng
誰もが簡単に電気を売買できるようにするためのIoTプラットフォーム。専用のコンセントを設置するたけで電機を売ることができ、電気を購入する側は、コンセントに記載されているQRコードを読むことでLINEや仮想通貨で簡単に支払いが可能となる。今後モバイル化が進む上でのバッテリー充電の課題解決として期待が持てます。

優秀賞 :◇作品NO.037小型軽量の小児用の電動義手
チーム名:小林 冬弥
成人用の電動義手であるFinchをベースに作られた小型軽量の小児用電動義手。日常生活,学習,遊びの場面で,必要に応じて道具として使う,というコンセプトにもとづいて開発されており、使っている子供たちのことを考えて、楽しく使えるモノという着眼点がよかった。これからはもっと楽しく使ってもらえるように、多くのギミックを実装してほしい。

 また、発想がユニークな作品に贈られる「Good アイデア賞」には、「PAX」が選ばれました。妊婦のリアルなお腹の成長を技術で表現し、妊娠の大変さを経験したことのない人間がリアルに体験できる、言わば社会的アイデア作品という点が評価されました。「学生賞」、「FESTA賞(ほしいね賞)」には、「BLOODピッと!」が選ばれました。さらに、協賛企業によるスポンサー賞に計15チームの作品が選ばれました。

 GUGEN は、受賞の有無にかかわらず、ユーザーに必要とされるモノの具現化のために挑戦し続けるチームに対し、関心のある企業とのマッチングやものづくりに関する情報提供、製品化に向けた相談会など、引き続き支援を行ってまいります。

■展示会・表彰式 の概要および参加者状況
・開催日時 :2018年12月2日(日) 10:00~17:30
・開催場所 :アクセンチュアイノベーションHUB東京

■審査員(50 音順)
鎌田 富久氏(TomyK代表/株式会社ACCESS共同創業者)
林 信行 氏(IT ジャーナリスト・コンサルタント)
藤岡 淳一 氏(株式会社ジェネシスホールディングス 代表取締役社長)
見ル野 栄司 氏(マンガ家)

■協賛(50 音順)
プラチナスポンサー
・チームラボ株式会社
・DESIGNSPARK(アールエスコンポーネンツ株式会社)
・ローム株式会社

ゴールドスポンサー
・イノテック株式会社
・ヴイストン株式会社
・スイッチサイエンス株式会社

シルバースポンサー
・株式会社秋月電子通商
・株式会社ABBALab
・オムロン株式会社
・オートデスク株式会社
・共立電子産業株式会社
・Quadcept 株式会社
・Seeed株式会社
・株式会社ダイセン電子工業
・太洋工業株式会社
・トランジスタ技術(CQ出版株式会社)
・株式会社ニソール
・株式会社 Piezo Sonic

メディアスポンサー
・I/O(株式会社工学社)
・子供の科学(株式会社誠文堂新光社)
・fabcross(株式会社メイテック)
・ロボコンマガジン(株式会社オーム社)

■関連リンク
◆GUGEN 2018 展示会・授賞式    https://gugen.jp/2018contest-overview
◆GUGEN 2018 応募作品       https://gugen.jp/entry2018
◆GUGEN 2018            https://gugen.jp/
◆P 板.com              https://www.p-ban.com/

■主催会社の概要
会 社 名 : 株式会社ピーバンドットコム
代 表 者 : 代表取締役 田坂 正樹
本社所在地 : 東京都千代田区五番町14 国際中正会館10F
設立日   : 2002年4月
株式上場日 : 2017年3月 東京証券取引所マザーズ市場(3559)
URL    : https://www.p-ban.com/

【事業概要】
「開発環境をイノベーションする」という経営スローガンの下、プリント基板の E コマース「P板.com」 の運営を中心に事業展開しています。プリント基板の設計・製造・部品実装から筐体の中に納めるまでの 「ワンストップ・ソリューション」を提供。プリント基板を扱うエンジニアの育成と裾野拡大のため、技 術情報サイトを運営するほか、「社会における課題を解決するデバイス」をテーマに日本最大級のオリジ ナルハードウェアコンテスト「GUGEN(ぐげん)」を毎年開催しています。

■お問い合わせ先
GUGEN 実行委員会
担 当 者  : 赤木/後藤
電話番号   : 03-3261-3431
E-mail    : info@gugen.jp

【展示会・受賞式の様子】









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この企業の情報

組織名
株式会社ピーバンドットコム
ホームページ
https://www.p-ban.com
代表者
田坂 正樹
資本金
17,291 万円
上場
(旧)東証1部
所在地
〒102-0076 東京都千代田区五番町14 五番町光ビル4F
連絡先
03-3261-3431

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