Aruba、多拠点ネットワークを常に最新機能で一元管理できるよう SD-WAN、LAN、セキュリティを統合した新しいソリューション SD-Branch(ソフトウェア・デファインド・ブランチ)を発表

~セキュリティも高く、シンプルで最適化されたエクスペリエンスを
クラウド管理型のSD-Branch ソリューションで提供~




Aruba, a Hewlett Packard Enterprise company(NYSE: HPE、米国カリフォルニア州サンタクララ、以下「Aruba」)は本日、「SD-Branch:ソフトウェア・デファインド・ブランチ」を発表しました。クラウド、IoT、モビリティが進化するなか、ネットワークは常に変化を求められています。本ソリューションは、日々変化する様々な要件に合わせて、ネットワークが常に最新の状態であるよう新しいアプローチで設計されています。コンテキストベースでのポリシー適用により高いセキュリティ保護を提供し、また最新のクラウド管理型SD-WANと有線/無線ネットワーキングの各種ソリューションを統合しています。その結果、ネットワークの可用性とアプリケーション・パフォーマンスを大幅向上し、ネットワーク管理に要する時間、運用コスト、設備投資額を劇的に削減します。

現在、多くのIT部門にとって深刻な課題となっているのは、モバイルおよびIoTデバイスの利用が大幅に増え、クラウドベースのアプリケーションへの依存度がますます高まる中、IT予算は逆に縮小傾向にあることです。また、様々なベンダーの多種多様なツールを利用し非常に複雑で非効率な作業を強いられるようになっています。

ArubaのSD-Branchソリューションは、SD-WAN、有線/無線ネットワーキング、ポリシー適用を一元的に提供できるよう、新しいAruba Branch Gateway (ブランチ・ゲートウェイ)と機能強化されたAruba Centralクラウド管理プラットフォームとを統合し、規模に応じたセキュアでシンプルな多拠点接続を実現します。本ソリューションは、使用する機器サイズを小型化し、多拠点大規模分散インストール作業を効率化し、WAN接続コストも削減することができるため、SD-WAN単独でのサービスを超える革新的なソリューションです。

Aruba SD-Branchソリューションの主な特長
  • エンタープライズ規模でもシンプル:クラウドベースでの管理により、ブランチ内の有線/無線接続、およびSD-WANインフラストラクチャとWANならびにインターネットの接続のプロビジョニングと管理を,全てリモート環境から一元化できるようになります。これによりIT部門は、新規サービスやネットワーク変更を大規模分散環境に実装する際にも、各拠点IT担当のサポートを要することなく実行できます。
  • クラス最高のセキュリティを搭載:Arubaのセキュリティ・ソリューションは、拠点間イントラおよびWANの双方に、自動化したきめ細かいポリシー適用機能を提供します。新しいAruba 360 Security Exchangeテクノロジー・パートナーが、クラウドベースのファイアウォールと脅威防御を提供します。
  • 最適化されたブランチ・エクスペリエンス:アプリケーション、ユーザー、デバイスのコンテキストを認識することで、ブランチ内およびWAN全体で、SaaS、モバイルUC、その他リモート・アプリケーションそれぞれに応じたきめ細かく高品質なサービスを提供します。これにより、LANおよびWANトラフィックの優先順位付けとブランチ内外へのルーティングを効率化し、ユーザーの役職、デバイスの種類、場所に関わらず、一貫して快適な利用環境を提供します。
  • エンタープライズ規模でもシンプル:Aruba Centralとインフラストラクチャの強化
    ArubaのSD-Branchソリューションを導入することで、IT部門は少数のスタッフでより多くの拠点を効率的に管理し、セキュリティおよびコンプライアンスに関する一貫したアプローチを全ての拠点に導入できるようになります。管理を統合および一元化し、高額なMPLS接続を排除することで、お客様は従来の配備と比較して最大75%のコストを節約できます。

    新たにSD-WANサポートを搭載したAruba Centralは、自動構成機能、きめ細かい可視性、使いやすいトラブルシューティング・ツールを提供できるよう強化されました。Arubaのゼロタッチ・プロビジョニング(ZTP)とデバイスのオンボーディングを自動化する直感的なモバイル・アプリは、技術に詳しくないブランチ内のユーザーでもプラグアンドプレイで実行できるようになり、オンサイトでの手作業による構成や高コストで時間のかかる出張サポートが不要になります。

    グローバルに拡大を続けるハイエンド高級品小売企業のVera Wang社は、事業拡大に伴って同様の課題に直面しています。同社のCIOであるスチュワート・エブラット(Stewart Ebrat)氏は、次のように述べています。「店舗を迅速に立ち上げ、WANの可用性と効率を最大化する必要があります。ArubaのSD-WANソリューションは、分散インフラストラクチャを構築する負担を取り除いてくれます」
  • クラス最高のセキュリティを搭載、脅威に対する先進防御を提供する新しいクラウドパートナーシップ
    モビリティ・デバイス、IoTデバイス、クラウドベース・アプリケーションの利用が増加して中で、セキュリティに関しても自動化された対策が求められています。Arubaは、LANおよびWAN全体にわたり一貫したロールベースを適用してユーザーおよびデバイス・コンテキストを提供できるユニークなポジションにあります。Aruba ClearPass Policy Managerは、全てのレイヤーにおけるネットワークおよびアプリケーション・アクセスに対して、ポリシーが適用されているかの判断を効率化および自動化し、時間のかかる手作業による構成を不要にします。

    Vera Wang社のITマネージャーであるコリー・ハズベリー(Corey Hasberry)氏は、次のように述べています。「Arubaの、エッジからクラウドまで、というビジョンとSD-WANの各種機能の統合に期待しています。それによってパフォーマンスと実装の問題をわずかなコストで解決できるでしょう。当社のWi-FiとWANインフラストラクチャに適したArubaのロールベースのセキュリティによって、従業員とお客様に一貫したエクスペリエンスを提供できます」

    本ソリューションはまた、ブランチ内のすべてのネットワーク・トラフィックをAruba Branch Gateway (ブランチ・ゲートウェイ)に転送し、内蔵のステートフル・ファイアウォールを使ってディープ・パケット・インスペクションを行うことができます。IT部門は、特定のデバイス・タイプごとにポリシーを簡単に割り当て、当該トラフィックをアプリケーション・レイヤーまでセグメント化できます。小売業の環境では、これによって店内セキュリティ・カメラの悪用を簡単に遮断したり、PoSデバイスのトラフィック送信先を指定したりできます。

    ブランチ境界の外部におけるセキュリティ脆弱性を解決するため、Arubaは、Zscaler社の新規参加と、Check Point Software Technologies社およびPalo Alto Networks社との提携拡大によってAruba 360 Security Exchangeテクノロジー・パートナー・プログラムを拡張しました。これらエコシステム・パートナーは、公共インターネットに向かう組織の機密トラフィックを保護するクラウドベースのファイアウォールと脅威に対する先進防御機能を提供します。
  • ブランチに最適化されたネットワーク環境:新しいArubaブランチ・ゲートウェイがWANの予見とコントロールを提供
    比類のない信頼性を提供できてはじめて、ユーザー・エクスペリエンスは向上します。ネットワークの停止は不便なだけでなく、Gartner社の調査によれば、生産性や収益の低下によって生じる1インシデントあたりの損失額は、ロケーションや企業内での利用状況に応じ、1,000ドル~100万ドルにのぼることが示されています。

    コンテキストを利用して、分散した多拠点ネットワーク全体(有線、無線、WAN)が正常に機能しているかどうかの予見を獲得することで、IT部門はビジネスに影響が生じる前にユーザー・エクスペリエンスを動的かつリアルタイムに最適化できます。新しいブランチ・ゲートウェイには、ロールベースできめ細かく分類されたネットワーク・アクセスと、アプリケーション・セキュリティを上回るArubaのユニークなコンテキスト認識機能が搭載され、LANからWANに比類のないQoS(サービス品質)を提供します。これにより、IT部門の担当者はエンドユーザーからの要求に応えながら、ITオペレーションを効率化できます。

    ポリシーベースのルーティングや動的パス選択などの機能が追加された本Branch Gateway (ブランチ・ゲートウェイ)によって、このコンテキスト・データと認証を利用し、ユーザー、デバイス、グループへの所属に基づくトラフィックの動的なルーティングをWAN全体にわたって実行できるようになりました。たとえば、小売事業者はゲスト・トラフィックに対してPoSシステムとビデオのトラフィックを簡単に優先させることができ、ホテルであれば、カスタマー・サービスに関与するすべてのユーザーの音声トラフィックを優先させることができます。
米国における参考価格と発売予定
IT部門の担当者は、Arubaのアクセス・ポイントやスイッチをアップグレードする必要もなく、自社のブランチ・ネットワークに新しくSD-WAN機能を追加できます。ArubaのSD-Branchソリューションは、Aruba Centralの一部として提供され、サイトごとに、および一元的にホストされる前処理ゲートウェイごとにサブスクリプションベースのライセンスが適用されます。ハードウェアの最低価格は、1ゲートウェイあたり1,495ドル*です。サブスクリプションの最低価格は、1ゲートウェイあたり年間450ドル*(*注:いずれも米国における参考価格)です。米国内のお客様への初回出荷は2018年7月開始予定です。

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関連資料
画像:SD-Branchソリューションファミリ
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Aruba SD-Branchのインフォグラフィクスはこちらよりご参照下さい
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■関連URL
SD-Branch ソリューションの詳細
https://www.arubanetworks.com/ja/solutions/sd-branch/

Aruba 360 Security Exchangeテクノロジー・パートナー・プログラムの詳細
https://www.arubanetworks.com/ja/partners/programs/security-exchange/

■ご参考資料【パートナー各社様からのコメント】
関連コメント

Sayersは、シカゴに本拠を置くソリューション・パートナーです。ITインフラストラクチャとサイバーセキュリティを駆動するためのカスタマイズされたハードウェア、ソフトウェア、プロフェッショナル・サービスを提供しています。
Sayersのエンジニアリング・エマージング・テクノロジー担当バイスプレジデントであるジョエル・グレース(Joel Grace)氏は、次のように述べています。「お客様にSD-WANソリューションを紹介する際に最もやりにくいことは、特にブランチでの複雑さと追加コストの説明です。ArubaのSD-Branchソリューションであれば、お客様はクラウド管理型SD-WAN、複数レイヤーのセキュリティ、WLAN、LANを単一ソリューションに統合する、導入が容易でコスト効率に優れたサービスを簡単に入手できます」

パロアルトネットワークス社は、常にセキュリティの最先端に挑戦することで知られ、世界的のサイバーセキュリティをリードする企業です。
パロアルトネットワークス社のビジネス開発担当バイスプレジデント、テリー・ラモス氏は次のように述べています。「Arubaとのパートナーシップにより、顧客にセキュリティの有効性と効率性を向上させる新しい方法を提供し続けることができます。従来の提携サービスに、新たにAruba SD-Branchソリューションが加わることで、顧客セキュリティポリシーは一貫性を保ち、自動化され、日常業務を合理化し、ビジネスの優先事項に集中することができるようになります」

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ社は、業界をリードするソリューションを提供し、マルウェアやその他のタイプの脅威を比類ない検出率でお客様をサイバー攻撃から保護している、世界最大のネットワーク・サイバーセキュリティ・ベンダーです。
同社のビジネスおよびコーポレート・デベロップメント責任者であるジェイソン・ミン(Jason Min)氏は、次のように述べています。「企業アセットとアプリケーションのクラウドへの移行は、あらゆるビジネスに危険を生じる第5世代のマルチベクトル・サーバー攻撃につながります。チェック・ポイントでは、このようなタイプの攻撃を防止するために、クラウドから配信されるセキュリティ・サービスを提供しています。チェック・ポイントは、自社のクラウド・セキュリティ・プラットフォームとArubaのSD-Branchソリューションを統合することで、第5世代の高度な脅威の防御ソリューションを企業に提供し、クラウド、エンドポイント、リモート・オフィス、モバイル・デバイス上であらゆるタイプの攻撃を防御します」

Zscalerは、世界をリードする組織が、モバイルとクラウドファーストの世界に適合したネットワークとアプリケーションへと安全に変革できるようにしています。
同社のビジネスおよび企業開発担当上級副社長Punit Minocha氏は、次のように述べています。「企業がクラウドとモビリティの恩恵を享受し、ネットワークをインターネットからのブレイクアウトを直接計測できるように変革していくうえで、セキュリティが障害となってはなりません。Zscalerは、Arubaの360セキュリティ・パートナー・プログラムの一員となり、ArubaのSD-Branchソリューションを使用している企業に、クラウドへに変革を推進していく上で基本的な要素となるシームレスなセキュリティとアクセス制御を提供できるようになったことをとても誇りに思います」
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Aruba, a Hewlett Packard Enterprise companyについて
Aruba, a Hewlett Packard Enterprise companyは、全世界のあらゆる規模の企業に次世代ネットワーク・ソリューションを提供する主要プロバイダです。モバイルに精通し、仕事やプライベートのあらゆる場面でクラウドベースのビジネス・アプリを活用する新世代の能力を企業が最大に引き出せるよう支援するITソリューションを提供しています。Arubaについての詳細は、http://www.arubanetworks.com/ja/をご覧ください。また、Airheads Social(http://community.arubanetworks.com)では、モビリティとAruba製品に関する最新の技術的討論を覧いただけます。


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本件に関する報道関係からのお問い合わせ先
日本ヒューレット・パッカード株式会社 マーケティング宮川
Email:aruba.marketing@hpe.com

広報代行 株式会社プラップジャパン高橋、谷本
Email:aruba_pr@ml.prap.co.jp
TEL: 03-4570-3191

この企業の関連リリース

この企業の情報

組織名
日本ヒューレット・パッカード合同会社
ホームページ
http://www.arubanetworks.co.jp/
代表者
望月 弘一
資本金
1,000,000 万円
上場
非上場
所在地
〒136-8711 東京都江東区大島2-2-1
連絡先
03-5749-8372

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