大阪産業大学デザイン工学部の学生が「kintone AWARD 2017」で第2位 -- 20個のアプリを開発し、卒業研究や就職活動に活用



大阪産業大学デザイン工学部情報システム学科の高橋・山田研究室は、11月8日に行われた「kintone AWARD 2017」(主催:サイボウズ株式会社)にファイナリストとして出場。ビジネスアプリ作成プラットフォーム「kintone」を利用して20個のアプリを作成し、卒業研究や就職活動に活用した事例を報告した。会場投票の結果、高橋・山田研究室が第2位を獲得。数ある企業の中から大学の研究室がファイナリストに選ばれ、第2位となったのは快挙といえる。




 「kintone AWARD 2017」は、サイボウズ株式会社のビジネスアプリ作成プラットフォーム「kintone」(※)ユーザーの中からこの1年で最もキラリと光る活用をした企業を表彰するコンテスト。エントリーの中からweb投票で選出されたファイナリストが、11月8日~9日に幕張メッセで開催された「Cybozu Days 2017」内でプレゼンテーションを行った。

 高橋・山田研究室では2016年度から「kintone」を情報共有ツールとして活用しており、ToDoリストや卒研日報、研究室の照度で在室状況を可視化する「もしもしピヨちゃん」などのアプリを開発。卒業研究の報告や教員からのアドバイスを学内だけではなく自宅等でもできるようにした。

 当日は、同研究室4回生の大嶋智子さんがプレゼンテーションを行った。開発したアプリを活用してコミュニケーションの活性化を図り、研究推進に取り組んだ事例を発表。会場内で行われた投票の結果、同研究室の事例が第2位を獲得した。

 同研究室では今後、アプリのデータ分析やそれに基づくアプリの修正、新設等を通じて、より深い研究成果の完成をサポートするツールとして活用したいとしている。

(※)kintone
 プロジェクトにおける情報共有など、システム連携・開発プラットフォームとして活用できるモバイルにも対応したデータベース型のビジネスアプリを作成するツール

(参考)
■同研究室が開発した主なアプリ
[研究室の入室状況がすぐわかるIoTアプリ「もしもしピヨちゃん」]
 研究室のカギを事務室に取りに行くべきか、そのまま研究室に行くべきか...そんな毎日のちょっとした煩わしさを解決するアプリ。照度センサーとRaspberry Piを連携させ、照度センサーで研究室の電気を感知。点灯中は「kintone」で【入室】と表示されるようにした。
 ちょっとした便利さを求めて、学生は自然と「kintone」にログインする。ログインすることで、卒業研究や就職活動のための情報も「kintone」から入ってくる。スムーズに活動に取り組むことができる好循環を生み出した。
[日報アプリ]
 以前利用していたメーリングリストで出ていた課題「何を書いて良いかわからない」を解決するため、日報アプリを作成。記入項目や文字量などを表示させ、学生が着手しやすくした。集計機能を利用したグラフ作成で提出数を可視化し、提出の少ない学生へのフォローにも活用。
[就活報告アプリ]
 就職状況の確認と指導を行うアプリ。リアルタイムで就活に必要な情報を共有でき、同期や後輩にとっても貴重な情報ツールとなっている。

(大阪産業大学公式サイト内関連ページ)
・kintone AWARD 2017 第2位受賞!【情報システム学科 高橋・山田研究室】
 http://www.osaka-sandai.ac.jp/news/13732.html
・情報システム学科 高橋・山田研究室にサイボウズ株式会社様が取材に来られました!
 http://www.osaka-sandai.ac.jp/news/13120.html
・情報システム学科 高橋・山田研究室が kintone AWARD2017ファイナリストに選出されました!
 http://www.osaka-sandai.ac.jp/news/12714.html

▼本件に関する問い合わせ先
大阪産業大学 教育研究推進センター 教学推進課
住所:〒574-8530 大阪府大東市中垣内3-1-1
TEL:072-875-3001
FAX:072-871-1267


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

この企業の関連リリース

この企業の情報

組織名
大阪産業大学
ホームページ
https://www.osaka-sandai.ac.jp/
代表者
小川 和彦
上場
非上場
所在地
〒574-8530 大阪府大東市中垣内3-1-1

検索

人気の記事

カテゴリ

アクセスランキング

  • 週間
  • 月間
  • 機能と特徴
  • Twitter
  • Facebook
  • デジタルPR研究所