駒沢女子大学の学生が新築賃貸住宅の企画・デザインを提案する新プロジェクト「コマジョクリエ」 -- 10月11日に産学連携調印式

駒沢女子大学(東京都稲城市/学長:光田 督良)は、社会の発展と人材の育成に寄与することを目的として、株式会社 東都(東京都狛江市/代表取締役社長:磯谷 彰洋)ならびに株式会社 創建(東京都調布市/代表取締役:玉村 秀樹)とこのたび、産業と大学教育の分野で連携協力していくための「産学連携協力に関する覚書」を締結。これに基づき、新たなプロジェクト「コマジョクリエ」を始動する。それに伴い、10月11日(火)には産学連携調印式を開催する。


 「コマジョクリエ」では、計画対象の敷地に賃貸マンションを建てる事業運営プロセスにおいて、駒沢女子大学人文学部住空間デザイン学科の学生が授業を通して企画・計画、トータルにデザインした案に基づいて、(株)創建が設計・施工を実施。竣工した当該物件を、(株)東都が “駒女生が企画・計画、トータルデザインした賃貸マンション”として広報し、入居者の仲介、管理を行う。
 
 プロジェクトはマーケティング、全体のコンセプト策定、企画・計画、設計・施工等、複数のフェーズに分けて段階的に実施され、今年度は、第1フェーズとして学生が計画全体のコンセプトを企画・提案し、そこで優秀案として選出された作品が、次年度の第2フェーズ以降における基本計画提案を経て設計され、実際に施工される(竣工予定:平成30年11月~12月頃)。
 
 なお、(株)東都との連携はリノベーション提案「コマジョリノベ」を含め、今回が三回目となる。
 
◆「コマジョクリエ」とは
 駒沢女子大学が産学連携の一環として各企業と連携協力し、人文学部住空間デザイン学科の学生が授業の中で産学連携課題として取り組み、全体のコンセプトを始めとしてデザインを含め計画案を企画・提案し、連携先の企業が実行に移すプロジェクト。
「クリエ」はクリエイト、クリエイション、クリエイティブなどの言葉の語尾を略したもので、創造、創作、独創などの意味が込められている。互いに立場の異なる三者が連携・協力し、今までにない独創的な空間を創造するプロジェクトの総称。
 これまでの産学連携によるリノベーション提案「コマジョリノベ」の成果を受け継ぎ、より連携内容を広げ、発展的に社会へ貢献していく取り組みの名称として相応しい「コマジョクリエ」プロジェクトをスタートする。
 
◆産学連携協力の経緯
 株式会社東都は、駒沢女子大学近郊の公共交通機関である小田急線、京王線、JR南武線などの首都圏城西地区に特化して18店舗を展開し、多様なニーズに対応する豊富な賃貸住宅物件を管理する企業。駒沢女子大学は同社と平成24年1月より、学生、保護者への賃貸住宅の紹介や、仲介業務に関して業務提携し、住居サポートの向上を図ってきた。
 賃貸住宅事業を展開する同社と、建築とインテリアデザインを中心に、これからの社会が求める「くらしの環境」をトータルに考えデザインできる人材を育成する人文学部住空間デザイン学科を擁する同大が、連携を図り協力することで、入居者それぞれにとっての豊かな生活実現に資するなど、広く社会に貢献することが期待される。
 これを受け、平成25年10月に「産学連携協力に関する覚書」を締結。「コマジョリノベ」プロジェクトとしてリノベーション提案を行って以来、これに基づく協力関係が続いている。
 株式会社創建は、計画地である調布に拠点を置き、多摩地区を中心に多くの建築施工実績を持つ企業。同大は、複数回の「コマジョリノベ」プロジェクトを経て得られた経験をもとに、さらに上のステップを目指し、賃貸マンションの設計・施工で定評のある株式会社創建に協力を要請。今回の新プロジェクトが実現することとなった。
 
◆産学連携協力に関する調印式
【日 時】 10月11日(火)16:00より
【場 所】 駒沢女子大学 学長室(東京都稲城市坂浜238番地)
【出席者】
・株式会社 東都:代表取締役 社長 磯谷 彰洋 氏 (ほか4名)
・株式会社 創建:代表取締役 社長 玉村 秀樹 氏 (ほか3名)
・駒沢女子大学:学長 光田 督良 氏 (ほか6名)
 
◇授業紹介
【科目名】 「インテリアデザインスタジオII(空間系スタジオ)」「建築デザインスタジオII」
【担 当】
 太田清一(教授)、神村真由美(教授)、橘田洋子(教授)、佐藤勉(准教授)、三戸美代子(教授)、茂木弥生子(講師)
【履 修】 3年生を対象とした必修科目
 
◇課題概要
・調布市内の住宅街にある敷地に、賃貸マンションを企画・計画する。敷地周辺の環境に配慮し、居住者を具体的に想定し、人々が豊かに暮らすことができる賃貸住宅を提案する。
・プロジェクトは企画、計画、設計等、複数のフェーズに分けて行われる。今回の課題は第1フェーズとして、計画の全体コンセプトを企画・提案する。
・優秀案として選出された作品は協議の上、次年度の第2フェーズ以降における基本計画提案を経て設計され、実際に施工される。
 
◇対象敷地概要
・住所:東京都調布市調布ヶ丘2-20-7 ほか
・最寄駅:京王線調布駅【北口】徒歩10分
・用途地域:第一種住居専用地域 
・敷地面積:(調整中)
 
◇今後の予定
 作品の完成後、関係者に対するプレゼンテーション講評会を駒沢女子大学にて開催。協議の上、必要に応じた修正・調整を経て、第2フェーズへ進む検討案が決定される。
 
◇学生への教育効果
 通常の授業では難しい、学生の計画した空間作品が実際に施工され使用されるというプロセスを経た学びにより、建築・インテリアデザインを始めとする、これからの社会が求める実践力を身につける。また計画条件の把握や作品プレゼンテーション、施工に向けてのデザイン監修等における意思疎通やコミュニケーションを通して、社会人にふさわしい豊かな人間力を養う。
 
◇主なスケジュール
・平成28年10月20日(木) 課題出題
・平成28年11月17日(木) 中間講評(コース別)
・平成28年12月15日(木) 最終提出 コース別発表・講評
・平成28年12月22日(木) プレゼンテーション講評会
 
●株式会社東都について
・所在地:〒201-0014 東京都狛江市東和泉2-4-8
・URL:http://www.tohto.ne.jp/
・設立:1979年6月
・資本金:153,000,000円
・事業内容:賃貸不動産の仲介・管理事業・不動産売買事業・相続コンサルティング業務・コインパーキング事業・マンスリーマンション事業・シェアハウス事業
・代表者: 代表取締役社長 磯谷 彰洋
 
●株式会社創建について
・所在地:182-0021 東京都調布市調布ヶ丘2丁目14番地7
・URL:http://www.soken.biz/
・設立:昭和47年2月16日
・資本金:9,900万円(授権資本金 48,000万円)
・事業内容:賃貸事業の企画・設計・施工・管理業務・不動産経営コンサルティング・不動産売買業務
・代表者:代表取締役社長 玉村 秀樹
 
▼本件に関するお問い合わせ先
 学校法人 駒澤学園 IR・広報部
 〒206-8511 東京都稲城市坂浜238番地
 TEL: 042-350-7212(直通)
 FAX: 042−331−1919
 E-mail: prkomajo@komajo.ac.jp

【お詫びと訂正】 「◆産学連携協力に関する調印式」の「【場 所】」が「駒沢女子大学(東京都狛江市東和泉2-4-8)学長室」となっていましたが、学長室の所在地は「東京都稲城市坂浜238番地」(学校法人駒澤学園)となります。ここにお詫びし、訂正します。(2016/10/10 20:00 大学通信)

【リリース発信元】 大学プレスセンター http://www.u-presscenter.jp/

この企業の関連リリース

この企業の情報

組織名
駒沢女子大学
ホームページ
http://www.komajo.ac.jp/uni/
代表者
安藤 嘉則
上場
非上場
所在地
〒206-8511 東京都稲城市坂浜238

検索

人気の記事

カテゴリ

アクセスランキング

  • 週間
  • 月間
  • 機能と特徴
  • Twitter
  • Facebook
  • デジタルPR研究所