2011年パルマハムの輸出 好調に推移

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プリ・スライスパック10.6%増、日本への輸出は15.7%増

2011年、パルマハムの市場は大変好調で、プリスライスパックの出荷は10.6%増、輸出は4%増となり、総売上高は150億ユーロとなりました。

総生産高は908万本で、うち675万本 (74.4%)が国内市場向け、残り232万本(25.6%)が輸出されました。輸出市場は今日大変大きな割合を占めています。2010年はわずかに市場が低迷しましたが、その主な原因は過剰供給によるものでした。昨年はパルマハムの生産者(卸)価格を上昇させ、利益幅を回復させることを目的としてきましたが、積極的なプロモーション活動が功を奏して購買意欲を促進し、消費水準を維持することができました。

「この結果はパルマハムのブランドへの信頼性を証明しています。既存市場をさらに強化すると同時に、価格競争力が低下したにも関わらず新規市場を獲得することができました。パルマハムは顧客からの高い需要を支えに、市場や流通経路を明確に差別化することで基盤を確立して来ました。過去10年間、既存市場において好調な業績を収めたと同時に、小規模な市場においても戦略的に差別化を進め、確かな成長を記録しました。」とパルマハム協会会長パオロ・タナーラは述べました。

2010年はアメリカ合衆国が飛躍的に伸びた年でしたが、2011年はオーストラリアへの輸出が5万本(80%増)を越え、過去3年において最も興味深い新興市場となりました。日本市場の15.7%増という力強い回復をはじめ、アジアも好調でした。中南米も33.8%増となっています。パルマハムの代表的な輸出市場であるフランス、ドイツ(5%増)、イギリス(1.5%増)とも非常に安定しており、いずれも40万本前後を示し、続くベネルクスは8%増の20万本の輸出となっています。デンマーク、フィンランドなど消費者の要望が非常に高いことで知られる北欧でもパルマハムは大いに受け入れられたようです。地理的にはEU市場が依然として65%と強く、EU以外は引き続き成長中といえるでしょう。

輸出市場は間違いなくプリ・スライス製品の成功にかかっています。今日プリ・スライスパックはパルマハム全輸出量の42%を占めるに至り、非常に好調です。原木も大変安定しており、特にヨーロッパ以外の市場で優勢です。ここ数年プリ・スライスパックの成長は目覚しく、2011年には前年度比10.6%の約6,680万パックが出荷されました。内訳はイタリア国内1,795万パック(4.6%増)、海外市場で13.0%増の4,885万パックとなっています。

パオロ・タナーラは「市場の低迷から抜け出したことを大変嬉しく思います。業界全体が多少苦しみましたが、消費者に安全で美味しくナチュラルなパルマハムを保証するため、戦略的に行動し、投資を続けたことが功を奏したといえるでしょう。今後もヨーロッパ以外の市場を拡大していく方針ですが、もちろん国内市場と既存のヨーロッパ市場でも消費者向けの販促活動やスーパーマーケットと協力した活動などを通して、引き続きプロモーションを強化していく予定です。」と語っています。

今年度、日本市場では引き続き消費者の認知拡大を図るべく、主に店頭販促やフードサービスを通してプロモーションを行っていく予定です。
本件に関するお問合わせ先
パルマハム協会
パルマハム・インフォメーションセンター
107-6033:東京都港区赤坂赤坂1-12-32アーク森ビル33F
TEL:03-5574-7834 FAX:03-5574-7887
E-mail:info@parmaham.org

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